2015年3月31日火曜日

バッハ:フランス組曲第2番よりアルマンド、一応修了

例によって、ちょっと甘いのだが、バッハのフランス組曲第2番より「アルマンド」、一応「修了」ということにした。

前回の近況報告で書いたように、3曲から「アルマンド」1曲に絞って練習し始めてから1週間。なんとかギリギリで、目標の3月末に終われるところまでは来たと思う。


ヘンリ・シーグフリードソン:B+(Pianist Check)

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ヘンリ・シーグフリードソン

(フィンランド、Henri Sigfridsson)


ストラヴィンスキーは、たぶん初めて聴く曲。曲そのものは悪くはないが好みではないかもしれない。演奏はいいと思うのだが…。シベリウスの交響曲第5番のピアノ編曲は、なかなかスケール感があっていい。演奏も曲に負けていない。

総合評価:B+ (A: 良い、B: 普通、C: 好みじゃない)

2015年3月30日月曜日

「聴いてみたいピアニスト50人」チェック結果1

《聴いてみたいピアニスト50人:「ピアニストの系譜」から》のリストをもとに、若手の方から少しずつ聴きながらお気に入りピアニストを探している。「年齢不詳」の3人と20代〜30代の10人まで終わったので、まずはその個人的評価をご報告する。 

文末に一覧表を載せてある。個人的な総合評価(好み)で「A: 良い、B: 普通、C: 好みじゃない」の3段階を基本にして、気持ちで「プラス/マイナス」をつけた。Aランクには黄色(A)またはオレンジ色(A-)の網掛けをした。 

また、Aランクには、聴いた中で一番いいと思った「お薦めの音源」を一つだけ記載してある。クリックするとYouTubeにとぶ。 

ナイダ・コール:B+(Pianist Check)

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ナイダ・コール

(カナダ、Naida Cole)


フォーレのバラードはよく知らない曲だが、演奏はまあいいんじゃないかと思う。音はきれいだ。今ひとつ引き込まれないのが曲のせいか演奏のせいか分からない。ラプソディー・イン・ブルーの演奏は普通かな。

総合評価:B+ (A: 良い、B: 普通、C: 好みじゃない)

2015年3月29日日曜日

ヴァハン・マルディロシアン:B-(Pianist Check)

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ヴァハン・マルディロシアン

(ロシア、Vahan Mardirossian)


あまりピアノ演奏の音源は見つからなかった。指揮者でもあるようだ。聴いた範囲では、バッハは、曲自体はいいのだが演奏は普通。ベートーヴェンの「月光」ソナタの第1楽章は、あまり面白くない。

総合評価:B- (A: 良い、B: 普通、C: 好みじゃない)

「うっかり」の続き、次の曲考えてない!

数日前に、気候のせいか最近「うっかり」が多い、という記事を書いたばかりだったのだが…。
 ↓

花見はいつ頃がいいのかなぁ、などと考えているうちに、ふと気がつくと3月ももうすぐ終わり。ということは、練習中のバッハ「フランス組曲」(アルマンド)もあと3日で仕上げなくてはならない。

そして、うっかりしていたのは次の選曲! ほとんど何も考えていない…(^^;)。

2015年3月28日土曜日

仲道郁代が語るシューマン

今日も、仲道郁代さんの『ピアニストはおもしろい』という本からの話題(さすがに最終回)。

今日は、私のやや苦手なシューマンの音楽について。シューマンは「永遠の青春」と語る仲道さんの話で、少しはシューマンを好きになれるだろうか?




2015年3月27日金曜日

仲道郁代が語るドビュッシー

昨日に続いて、仲道郁代さんの『ピアニストはおもしろい』という本から。

今日は、ドビュッシーの曲を表現する方法論やヒントのようなものに関して、仲道さんご自身がいろんな人から受けた「ドビュッシーの啓示」について書いたあった箇所である。参考になる。




コンスタンチン・リフシッツ:A(Pianist Check)

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コンスタンチン・リフシッツ

(ロシア、Konstantin Lifschitz)


総合評価に悩んだピアニストである。バッハは素晴らしい。でも、私の好きなベートーヴェンを弾いた動画はよくない。バッハでもたまに面白くない演奏もある。ドビュッシーも悪くはないが、普通より少しいいかという感じ。ムラがある人かもしれない。結局、バッハ弾きとしての評価を総合評価とした。ちなみに、ゴルトベルク変奏曲は18歳のときの録音でグラミー賞にノミネートされたもののようだ。

総合評価:A (A: 良い、B: 普通、C: 好みじゃない)

2015年3月26日木曜日

「ピアニストはおもしろい」は面白かった ♪

『ピアニストはおもしろい』という、仲道郁代さんの本を読んだ。あまり期待していなかった(失礼!)のだが、これがなかなか面白かった。

ご自分の名前をもじって「わがみちいくよ」(Going My Way)という言葉を使っておられるが、まさにそういう雰囲気がよく出ている。読み物としても一流だと思う。




アンティ・シーララ:B(Pianist Check)

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アンティ・シーララ

(フィンランド、Antti Siirala)


最初に聴いたのは、シューベルトの冬の旅(をゴドフスキがピアノ独奏に編曲したもの)。なかなかいい(曲が?演奏も?)。これと同じアルバムに入っている"Passacaglia"はまあ普通。ショパンのプレリュードは好みではない。

総合評価:B (A: 良い、B: 普通、C: 好みじゃない)

2015年3月25日水曜日

なんだか「うっかり」の多い今日このごろ…

三寒四温、朝夕の冷え込みなどによる体調不良のせいでもあるまいが、最近「うっかり」が多い。

数日前に、どこかの音大の卒業演奏でも聴きに行こうかと思って、自分の書いた記事《音大卒業演奏会のシーズン》を見てみたら、なんと!ほとんど終わっているではないか! 残るは4月12日の桐朋学園だけである。しかもこの日は都合が悪い。

ジャンルカ・カシオーリ:A-(Pianist Check)

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ジャンルカ・カシオーリ 

(イタリア、Gianluca Cascioli)


ベートーヴェンのピアノ協奏曲No.5 の第1楽章は悪くない。面白かったのはショパンのノクターン。左手のアーティキュレーションと右手の装飾音符が独特で、なかなかいい感じ。"Chopin's original ornamentation"と書いてあるのだが、普通に聴いている楽譜と違うのだろうか? ショパンのエチュードはまずまず。ベートーヴェンのソナタ(No.31の第3楽章)は少しきれいに弾きすぎている感はあるが、好みの演奏だ。一つの楽章だけでは分からない。

作曲家・指揮者としても活躍しているらしい。自作のピアノ曲「ノクターン」があったので聴いてみたが、雰囲気があって悪くないと思う。「現代音楽」の嫌な(個人的に嫌いな)響きはしない。作曲家としても期待したい(その分も含めた A- 評価)。

総合評価:A- (A: 良い、B: 普通、C: 好みじゃない)

2015年3月24日火曜日

ピアノ進化論4:現代ピアノ奏法

『作曲家から見たピアノ進化論』からの話題、第4弾である。先週の「第3弾」で終わる予定だったのだが、最後の方にちょっと面白いものがあったので…。

それは「現代ピアノ奏法」。通常の奏法ではなく、現代音楽で開発された新しい「奏法」である。例えば「プリペアド・ピアノ」。他にもいくつかあったのでご紹介したい。



マルティン・ヘルムヘン:A-(Pianist Check)

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マルティン・ヘルムヘン

(ドイツ、Martin Helmchen)


シューマンの"Symphonic Etudes"を聴いたが、初めていい曲だと思った。いい演奏をしているのだろう。YouTube の「Martin Helmchen」チャンネルからいくつか聴いてみた。バッハのパルティータ(ジーグ)はやや速すぎるかもしれないが悪くない。ベートーヴェンやシューベルトもそれなりにいいが、気に入ったのはメンデルスゾーンの無言歌。歌曲の伴奏などもやっているせいか、歌う曲も得意なのかもしれない。

総合評価:A- (A: 良い、B: 普通、C: 好みじゃない)

2015年3月23日月曜日

近況:フランス組曲は「アルマンド」に集中!

この1週間「クーラント」の予定だったが、3曲同時に練習していると、どの曲も中途半端になってしまいそうなことに気がついた。このままでは、1曲も仕上がらない可能性がかなり高い。

ということで、いまさらながらではあるが、数日前から1曲目の「アルマンド」に集中して練習することに方針変更した。ちなみに、いまだに暗譜できないでいる。すでに1カ月が経つというのに…。

マテイ・アレンダーリク:B(Pianist Check)

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マテイ・アレンダーリク

(スロヴァキア、Matej Arendarik)


いくつかの音源が見つかったが、録音状態があまりよくない。唯一、バッハの平均律(フーガ)は割といい感じで弾いている。シマノフスキ、ラフマニノフ、リストなどを少し聴いたが好みではない。(録音のせいかもしれない)

総合評価:B? (A: 良い、B: 普通、C: 好みじゃない)

2015年3月22日日曜日

ベン・キム:−(Pianist Check)

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ベン・キム

(アメリカ、Ben(Benjamin) Kim)


音源はドビュッシーのエチュードが一つ見つかっただけ。これ自体はそれなりの演奏だが、情報不足のため評価せず。

総合評価:− (A: 良い、B: 普通、C: 好みじゃない)

2015年3月20日金曜日

松田華音、いいかもしれない ♪

松田華音という名前はどこかで聞いたことがあるが、あまり気にしていなかった。何気なくピアノ関係のニュースを見ていて、昨年秋にドイツ・グラモフォンからCDデビューをしたことを知った。




2015年3月19日木曜日

ピアノ進化論3:作曲家がつけた演奏記号いろいろ

『作曲家から見たピアノ進化論』からの話題、第3弾である。

今回は、作曲者が楽譜につけた演奏記号(強弱・速度・アーティキュレーション等)の話。時代により、作曲家により、それをどう解釈するかは当然ながら異なってくる。



アレクサンドル・ガヴリリュク:B+(Pianist Check)

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アレクサンドル・ガヴリリュク

(ロシア、Alexander Gavrylyuk)


ブラームスの"Paganini Variations"はなかなかいい。ヴィルトゥオーゾ的な演奏なのだが、表情も豊か。一方、バッハ-ブゾーニの「トッカータとフーガ」は力み過ぎている感じ、いただけない。ところが「イタリア協奏曲」は意外におとなしい。バラキレフの「イスラメイ」(初めて聴く)はいい感じ。協奏曲はプロコフィエフの3番を聴いてみたが、これはなかないい。曲によるばらつきが大きい?得手不得手があるのか…。

総合評価:B+ (A: 良い、B: 普通、C: 好みじゃない)

2015年3月18日水曜日

ピアノ進化論2:未来へ開かれているバッハの音楽

バッハの音楽について、『作曲家から見たピアノ進化論』に書かれていたことが妙に腑に落ちたのでご紹介する。



ラファウ・ブレハッチ:A(Pianist Check)

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ラファウ・ブレハッチ

(ポーランド、Rafał Blechacz)


ポーランド人としては、ツィマーマン以来30年ぶりにショパン国際ピアノコンクールで優勝(2005年)したブレハッチだけあって、ショパンはさすがである。ショパンの動画はたくさんあがっているが、ほとんどの演奏はAランクだと思う。一番よかったのはピアノ協奏曲。ブレハッチのキビキビしたタッチは協奏曲の方が向いているのかもしれない。ショパン以外の演奏では、ドビュッシーにいいものがあった。サンサーンスのピアノ協奏曲があったので聴いてみた(たぶん初めて)。これがけっこう面白い。演奏もいいのだろうが、聴いていて楽しい曲である。思わぬ発見だ。

総合評価:A (A: 良い、B: 普通、C: 好みじゃない)

2015年3月17日火曜日

ダニール・トリフォノフ:B(Pianist Check)

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ダニール・トリフォノフ

(ロシア、Daniil Trifonov)


有名人であるので期待して聴いたが、少なくとも聴いた3つの演奏はどうも好みではない。若さに任せて弾き放っている?感じ。音の力強さ・ダイナミックさは現代受けするのかもしれないが、たまに破綻しかける印象。静かな聴かせどころは物足りない。まだ若いので、将来「熟成」してくるといい味が出るかもしれない。

総合評価:B (A: 良い、B: 普通、C: 好みじゃない)

ピアノ進化論1:ピアノに未来はあるか?

『作曲家から見たピアノ進化論』という本を読み始めた。

いつものように、読み終わってから読書メモを書こうと思っていた。のだが、読み進むうちにいろいろと気になることが出てきたので、いくつかのテーマについてそれぞれ思ったこと書いておくことにした。



2015年3月16日月曜日

フュロップ・ラーンキ:−(Pianist Check)

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フュロップ・ラーンキ

(ハンガリー、Ránki Fülöp)


現時点では、YouTubeに鑑賞できる音源は見つからず。とりあえず今回は、デジュー・ラーンキの息子というだけで、対象外とする。

総合評価:− (A: 良い、B: 普通、C: 好みじゃない)

コルネリア・ヘルマン:A-(Pianist Check)

 ピアニスト・チェック →《ピアニスト一覧表》

コルネリア・ヘルマン

(オーストリア、Cornelia Herrmann)


バッハのイタリアン・コンチェルトはいい感じ。フランス組曲も悪くないが、シフやピリスの演奏と比較してしまうので…。ブラームスの「8つの小品 op.76」は第1番はいいと思ったのだが、第6番は今ひとつ。曲のせい? シューベルトの演奏はちょっときついかも。

総合評価:A- (A: 良い、B: 普通、C: 好みじゃない)

近況:バッハ「フランス組曲」苦戦…かも?

早いもので、3月もすでに半ばを過ぎた。バッハのフランス組曲第2番(から3曲)、難易度としては少し頑張れば、というレベルだと思っていたのだが、ちょっと苦戦しているかもしれない。

1曲目のアルマンドもあまり進歩が見られない中で、時間的な都合で2曲目メヌエットを始めて1週間。今回選んだ3曲の中では一番やさしいはずだったのだが…。



2015年3月14日土曜日

キリル・ゲルシテイン:C(Pianist Check)

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キリル・ゲルシテイン

(ハンガリー、Kirill Gerstein)


シューマンとムスルグスキーと2曲聴いたが、ともに途中でやめた。好みではない。

総合評価:C (A: 良い、B: 普通、C: 好みじゃない)

イリーナ・メジューエワ:A-(Pianist Check)

 ピアニスト・チェック →《ピアニスト一覧表》

イリーナ・メジューエワ

(ロシア、Irina Mejoueva)


メトネルはいい。ベートーヴェンは普通かな?ベートーヴェンのソナタは、ある程度個人的にイメージを持ってしまっているので、そのイメージと合わないだけかも…。「展覧会の絵」はフォルテがもう少し雄大な感じがあるといい。やや硬い感じの「大きな音」。

総合評価:A- (A: 良い、B: 普通、C: 好みじゃない)

2015年3月13日金曜日

「ピアニスト・チェック」スタート

《聴いてみたいピアニスト50人:「ピアニストの系譜」から》に掲載した表にしたがって、YouTubeの音源をメインに少しずつ聴いてみることにした。

お気に入りのピアニスト、あるいは語るに足る?ピアニストについては、記事を書くつもりにしている。それ以外のピアニストについては「記録」として、聴いた音源と簡単な感想などを随時アップすることにしたい。

2015年3月11日水曜日

聴いてみたいピアニスト50人:「ピアニストの系譜」から

少し前に、やっと『ピアニストの系譜』という本の読書メモを書き終えた。知らないピアニストがまだまだたくさんいることを改めて認識した。


せっかくなので、読書メモを読み返して、一度聴いてみようと思ったピアニストの一覧表を作った。名前を初めて聞く人、名前は知っているがまともに演奏を聴いたことのない人をリストアップした。生年月日などを調べる中で、ネットにほとんど情報が出てない人(あまり有名ではないと判断)は削除した。それでも、50人の一覧表になった。

お知らせ:『ピアニストの系譜』から「聴いてみたいピアニスト」一覧

『ピアニストの系譜』の読書メモをやっと一通り書き終わった。 その中から、自分なりに一度聴いてみようと思ったピアニストを一覧表にしてみた。

《聴いてみたいピアニスト50人:「ピアニストの系譜」から》

少しずつ、この50人のピアニストの演奏を聴いて(YouTube等で)、お気に入りピアニストを見つけたいと思っている。

とりあえず、お知らせまで。



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2015年3月10日火曜日

音大卒業演奏会のシーズン

去年の今ごろ、ある音大の卒業演奏会を聴きに行った。結構楽しめた。
 ↓

それで、今年もどこか聴きに行こうかと思って、調べ始めた。

2015年3月9日月曜日

近況:フランス組曲第2番のアルマンド練習中

いま練習中の曲は、バッハのフランス組曲第2番の最初の曲「アルマンド(allemande)」。各曲1週間ずつ練習すると決めてから1週間経つ。ので、ほとんど弾けるようになってないといけないのだが…。



2015年3月8日日曜日

アメリカ大陸:ピアニストの系譜(8)

カナダ、アメリカ合衆国、ブラジル、アルゼンチン、チリのピアニストの系譜を俯瞰する。系譜としてあるのは、米国のルドルフ・ゼルキンとロジーナ・レヴィーンぐらいである。

南北アメリカ大陸からも、著名なピアニストが多く輩出している。グレン・グールド、ルドルフ・ゼルキン、マレイ・ペライア、ヴァン・クライバーン、ネルソン・フレイレ、マルタ・アルゲリッチ、ダニエル・バレンボイム、クラウディオ・アラウなど…。


 『ピアニストの系譜』
 (真嶋 雄大 著、音楽之友社 2011/10/5)

  読書メモ8:アメリカ大陸

  本の紹介・目次は→《本「ピアニストの系譜」》


最後に南北アメリカ大陸である。カナダ、アメリカ合衆国、ブラジル、アルゼンチン、チリを見ていく。

ピアノ演奏の種類・ランク?

以前からなんとなく思っていたのだが、ピアノの演奏には「下手〜上手〜一流」とか「技術ランク上・中・下」みたいな一つの物差しでは計れないものがあるのではないだろうか?

例えば、先週聴いたキット・アームストロングのバッハは、ピアノの先生が弾くバッハとは、技術レベルだけではなく、そもそも「種類?」が違うものだと思う。比較しようとも思わないし…。

一方で、レベルはぐ〜んと下がるのだが、自分が趣味でピアノを練習するときに、「アマチュアの目指すべきいい演奏とは?」ということを考えていたりもする。

〈My Piano Life 2014 振り返り4:ピアノ・音楽を考える〉

…で、徒然なるままに、「ピアノ演奏の種類」みたいなことを考えてみた。

2015年3月7日土曜日

イタリア、スペイン等:ピアニストの系譜(7)

イタリア、スペイン、ポルトガル、イギリス、北欧の代表的なピアニストを紹介する。大きな系譜はないので、比較的名の知られたピアニストを並べてみる。合わせて、若手の中で有望視されている人もあげておく。


 『ピアニストの系譜』
 (真嶋 雄大 著、音楽之友社 2011/10/5)

  読書メモ7:その他ヨーロッパ

  本の紹介・目次は→《本「ピアニストの系譜」》


2015年3月6日金曜日

キット・アームストロングのバッハに感動!

昨日、キット君(キット・アームストロングのこと、我が家では親しみを込めてキット君と呼んでいる)のピアノ・リサイタルを聴いてきた。とてもよかった!音楽を聴いて久しぶりに感動した ♪

演奏会後サイン会でのキット君:ジャパン・アーツさんのTwitterより

2015年3月5日木曜日

音大のピアノの招聘教授

『ピアニストの系譜』の読書メモを少しずつ書いている(↓)のだが、結構たくさんのピアニストが日本人を教えていることが分かった。


少し気になったので、現在の日本の音大で教えているピアニストを調べてみた。情報が分かりやすく出てないので、途中で力尽きてしまったが…。

2015年3月4日水曜日

東欧(チェコ等):ピアニストの系譜(6)

チェコ、スロヴァキア、ルーマニア、旧ユーゴ、ブルガリアのピアニストを紹介する。

有名なピアニストでいえば、チェコ生まれのアルフレート・ブレンデル、ルドルフ・ゼルキン、ルーマニアのクララ・ハスキル、ディヌ・リパッティ、ラドゥー・ルプー、旧ユーゴのイーヴォ・ポゴレリチ、ケマル・ゲキチ、ブルガリアのアレクシス・ワイセンベルク、といったところである。


 『ピアニストの系譜』
 (真嶋 雄大 著、音楽之友社 2011/10/5)

  読書メモ6:東欧(チェコ等)

  本の紹介・目次は→《本「ピアニストの系譜」》


ハンガリーとポーランドを除く東欧の各国のピアニストの系譜を見ていく。

2015年は国際ピアノ・コンクールの当たり年!?

昨日の記事でショパン・コンクールのことを書きながら、今年は他にどんなコンクールがあるのか気になったので調べてみた。

いや驚いた!
今年、2015年は国際ピアノ・コンクールの当たり年である。

世界三大コンクールのうちの二つ、ショパン国際ピアノコンクール(5年ごと)とチャイコフスキー国際コンクール(4年ごと)が今年開催される。この二つが同時開催されるのは20年に1度しかない。もう一つのエリザベート王妃国際音楽コンクール(ピアノ部門)は3年ごとで、次は来年開催される。

2015年3月3日火曜日

2015年ショパン・コンクールへ日本人25人!

今年は第17回のショパン国際ピアノコンクールが開催されるが、先週、ビデオ審査の結果が発表された。

ポーランド:ピアニストの系譜(5)

ポーランドといえばフレデリック・ショパン。ショパン国際ピアノ・コンクールを創設したのがイェジ・ジュラヴレフというピアニスト。ショパン・コンクールで優勝したのが、1975年のツィメルマン、2005年のブレハッチである。

そのほか、エマヌエル・アックスや最近来日したピオトル・アンデルシェフスキも忘れてはならない。ポーランドの輝かしいピアニスト達は、その充実した教育システムと教授陣から生まれているようだ。


 『ピアニストの系譜』
 (真嶋 雄大 著、音楽之友社 2011/10/5)

  読書メモ5:ポーランド

  本の紹介・目次は→《本「ピアニストの系譜」》


2015年3月2日月曜日

近況:バッハ「フランス組曲」の指使いほぼ確定

バッハのフランス組曲第2番の3曲を練習し始めてから1週間。進み具合はまずまずといったところ。