例によって、ちょっと甘いのだが、バッハのフランス組曲第2番より「アルマンド」、一応「修了」ということにした。
前回の近況報告で書いたように、3曲から「アルマンド」1曲に絞って練習し始めてから1週間。なんとかギリギリで、目標の3月末に終われるところまでは来たと思う。
課題としてあげた3点の状況を見てみると…。
- 両手の独立が不十分(基本問題) →ほぼOK
- とくに3声で16音符の動きが絡むところは難所 →何とか
- 暗譜ができてない →ほぼ完璧
という感じ…かな?
この1週間ほどで、思ったより進んだと思うが、部分練習で気をつけた次の点が効果的であったような気もする。
- 楽に弾けるポジション・形を探る →数カ所改善
- 「脱力」の確認 →2小節くらいだと脱力が意識できる
- 3声それぞれの動きを聴く(できるだけ…)→左手が聴けるようになった(内声は一部だけ)
とくに、2小節くらいの単位で「楽に弾ける形」を見つけて「脱力」を意識して練習するのがいいようだ。続けて弾くときにも、その効果がはっきり残っている。
その効果をさらに強めるコツも分かってきた。「フレージング」である。つまり、フレーズの終わりでちょっとだけテンポを落として、気持ちを緩めて収める感覚を持つ。すると、そこでリセットできる。なので、次のフレーズが少し楽に力を抜いて始められる。…こんな感覚だ。
これが常にできるようになればいいのだが、残念ながらそこまでは行っていない。本当は、この状態から1週間くらい弾き込むといいのだろうが…。そろそろ別の曲を弾きたくなったし、月末になったことだし、今回は一旦「修了」ということにした。
ところで、次の曲が決まってない。ベートーヴェンのソナタの緩徐楽章あたりを見始めてはいるのだが…。今日一日ゆっくり考えることにしよう ♪
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