2015年3月9日月曜日

近況:フランス組曲第2番のアルマンド練習中

いま練習中の曲は、バッハのフランス組曲第2番の最初の曲「アルマンド(allemande)」。各曲1週間ずつ練習すると決めてから1週間経つ。ので、ほとんど弾けるようになってないといけないのだが…。




前回の近況報告で、「アルマンドは3声なので、…。片手で2声分を担当するので、かつ単旋律(1声が休符または別の手に移動)と2声が入れ替わり現れるので、ちょっとややこしいのだ」という愚痴?を書いたが、その不安が的中した。なかなかすんなりとは弾けない。

それに加えて、未だに「両手」がうまく弾けない。ロマン派系の伴奏タイプはほぼ大丈夫なのだが、バッハのように左手の動きも意識しないといけないようなパターンは相変わらず苦手である。


先週、キット君のパルティータを聴いたとき思ったのは、バッハも思い切りダイナミックに弾いてもいいんだ、ということである。

…で、少し元気にメリハリをつけて弾いてみたのだが、だからといって指が動くようになるわけではないようだ(当たり前か…)。


もう一つ気になることがある。それは、どうもバッハの曲は暗譜が難しいのではないか、ということ。いつもであれば、このくらいの量(2ページ)だと、そろそろ暗譜していてもいい頃なのだが…。楽譜を見ないで、自信を持って弾けるところは10小節もない。

フーガなどのややこしい曲であればまだしも、舞曲である。不思議だ。昨日あたりから意識して暗譜するようにしているのだが、それでも進み方はあまり芳しくはない。


3声の指使い、両手、暗譜、と並べてみると、練習方法としてはゆっくり弾くことくらいしか思いつかない。まあ、あと数日頑張ってみよう…。

それから、今日から2曲目に取りかかる予定である。アルマンドも継続せざるを得ないので、やさしくて短い(33小節)メヌエットを先にやることにした。2小節にわたるトリルが何とかなれば、比較的短期間で弾けるようになると思われる。



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