2021年2月4日木曜日

▼リスト「風景」:とりあえず譜読みを始めた感想…

リストの超絶技巧練習曲 S.139-3「風景」 の譜読みを始めて、昨日で 5日目。ようやく、どういう曲なのかという輪郭がつかめたくらいの段階。

「超絶技巧」という看板に恐れをなしながらも、28段階難易度「19」というのを頼りに、とりあえずやってみることにした曲なのだが、とてもきれいなので好きになりつつある ♪




…のだが、さすがにリストの曲だけあって、指が届かないところがいくつも出てくる。オクターブの連続はまだいいとしても、10度まで普通に?出てくるのだ。

ちなみに、私の手はアジア人男性の平均値 22.0cm(19.7cm 〜 24.0cm)にも届かない 21.7cm。10度が、鍵盤の端と端を引っ掛けてやっと届く大きさ。なので、10度を 1と 5の指で押さえた上に 2と 3の指で間の音を押さえるなど無理なのだ…😢。




リストは 13度まで押さえることが出来たらしいのだ…(^^;)。でも、あのダニエル・バレンボイムでさえ「9度」らしい(↓)ので、あまり文句ばかり言っている訳にもいかない。




閑話休題。練習状況であるが…。

譜読みをやって指使いを決めて…と思って始めたのだが、「指が届かない」問題の方が先に来て、とても自分に合った指使いを考えるまでに至っていない。…というか、この指しかないだろう…という箇所が多い。

いくつかのところで、この音は反対の手でとろうかな?とか、アルペジオにせざるを得ないかな?とか思案中である。

出だしの左手だけで弾くところ(冒頭の図)も、上のファとレは右手でもいいか?などと考えている…(^^;)。


あと、後半の "ritenuto ed appassionato assai" のところ(↓)の和音が難しいのでコード名を記入して、少し頭を整理しよう…




…と思って、IMSLP でダウンロードした楽譜(↓)を見ていたら、使っている楽譜(↑)と左右の手の使い方が違うことを発見! しかもオリジナルはまた別の書き方…(^^;)。




これ(↑)は論理的(音楽的?)には分かるのだが、かなり苦しい姿勢になりそうだ…。まぁ、いくつか試してみよう。それにしても「オリジナル」はどうやって弾くの…(^^;)?


…と、今のところちゃんとした「譜読み」には至っておらず、とりあえず「弾けなくはないかな…?」くらいの感触を得たくらいのところ…。

次回、曲全体の構成や、届かない箇所の弾き方などをご報告できれば…と思っているが、どこまで出来るかは分からない…(^^;)。



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