その記事(↓)によると、普通の人の「手首〜指先」は 18cm 弱らしいので、相当大きいと言える。もっと分かりやすく(ピアノをやってる人に…)言うと、12度が届く大きさだ。
✏️Bach’s anatomy helped him achieve greatness, says new study
ちなみに、バッハの身長は 180cm だったと推定されていて、当時の人の平均身長が 165cmだったそうなので、体のサイズも巨匠(巨人?)だったようだ…(^^;)。
現在のピアニストからすると、「12度」というのはそんなに突出している訳ではない。
以前、《ピアノを弾く手を作る:指を広げる体操 ♪》という記事でご紹介した図(↓)によると、ラン・ランと同じ大きさだ。リストやラフマニノフは 13度が届いたらしい。
それにしても、残っている写真は本当にバッハのものなのだろうか? 上に紹介した記事の元ネタはこの(↓)National Geographic の記事のようで、その写真も載っているので、興味ある方はどうぞ。
✏️HOW BACH’S ANATOMY MAY HAVE HANDED HIM GREATNESS
この計算をしたのは、Andreas Otte という解剖学者/音楽家であるが、「手の大きさが音楽家の芸術とどれだけ関係があるかは分からない」という、そりゃそうだろう!というコメントをしている…(^^)。
“We cannot judge exactly how relevant the span of the hand is for the art of a musician”
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《ピアノを弾く手を作る:指を広げる体操 ♪》
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