2021年2月11日木曜日

Bach100: 無伴奏ヴァイオリン:ソナタ第3番 BWV1005 もパールマン ♪

「J.S.Bachの作品100曲を聴く」《Bach100BWV🎧》プロジェクト、今日は「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番 ハ長調」BWV1005。

ほとんど聴いたことのない曲(たぶん…)だが、第2楽章のフーガは少し聴き覚えがある?


BWV1005 🎼バッハの作品一覧/Wikipedia


ソナタ全3曲中、唯一の長調である。Adagio、Fuga、Largo、Allegro assai の 4楽章からなる。第2楽章の Fuga は 354小節からなる長大なもので、「来たり給え、創造主なる聖霊よ」(Komm, Gott Schöpfer, heiliger Geist)が主題となっているそうだ。

何人かの演奏を聴いたが、やはりイツァーク・パールマンかな…(^^)♪

昔も聴いていたはずだが、今回の「J.S.Bachの作品100曲を聴く」プロジェクトで改めてパールマンの素晴らしさを再確認することができた ♪



バッハを聴き始めてから、お気に入りヴァイオリニストの一人になったフローリン・パウル(Florin Paul)の演奏もいいのだが、このソナタ第3番については第1楽章などでちょっと私の感覚と合わないものがある(ややしつこい感じ…)。


ところで、第2楽章フーガが聴き覚えのある件だが…。

このフーガのテーマはこれ(↓)。



で、この元になった「来たり給え、創造主なる聖霊よ」がこれ(↓)。



これを元に、バッハはオルガン曲 BWV667 を作っている(↓)。




…なのだが、どうも私の耳にはこれ(↓)を思い出してしまうようなのだ…(^^;)。



ちなみに、第1楽章の Adagio はバッハ自身がクラヴィア曲 BWV968 に編曲している。



ピアノでもコンスタンチン・リフシッツが弾いていて、ちょっといい感じ ♪




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