聴き慣れた曲なので、あまり聴いたことのないピアニストを探してみたのだが…。
Op.57
🎼 List of works by Ludwig van Beethoven
結論から言うと、私の好みの演奏はやはりバレンボイムということになった ♪
ただし、いつも聴いていた演奏(↓)よりももう少し若いときの演奏の方がよりしっくりくるということを発見した。
♪ Beethoven Sonata N° 23 'Appassionata' Daniel Barenboim
それがこの演奏(↓)。2000年 8月19日(57歳)、ブエノスアイレスの Teatro Colón での演奏。ちなみに、バレンボイムは 7歳のときに同じ場所で演奏したらしい。
♪ Barenboim: Beethoven - Piano Sonata No. 23 in F minor, Op. 57 "Appassionata"
その他 YouTube でいくつか聴いた中で、わりと気に入ったのは次の 2つ。
一つはラン・ラン。YouTube には第3楽章の動画しかなかったが、これがなかなか素晴らしかった ♪ 全曲、動画付きで見たいものだと思った。
♪ Beethoven: "Appassionata" Piano Sonata No. 23, Op 57 - III. Allegro ma non troppo
Spotify には 2つの CD があったのだが、いずれも 2010年ウィーン楽友協会ホールでライヴ録音したものと思われる。
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第3番&第23番「熱情」
もう一つはルガンスキーの演奏。今年 3月の録画。"Moscow Philharmonic Armchair Concert" とあるので、コロナ禍の中での無観客オンラインコンサートか…?
なかなかいい感じである。第3楽章がほんのちょっとだけ私のイメージと違う印象…。
♪ Lugansky – Beethoven, Piano Sonata No. 23 in F minor ("Appassionata")
何人かのピアニストの演奏を聴いて思ったのは、この曲は大変に難しい曲だということ。もともと難しいのだろう…と漠然とは感じていたが、ピアニストの中にはちょっと苦労していそうな様子が見られる人も…(^^;)。
とくに第3楽章は勢いを保ったまま、そのなかに叙情性というか、美しい音楽を紡ぎ込まなければいけないわけで、それがおそらく一筋縄では行かないのだろうと想像される。
まぁ、自分で弾くことは金輪際なさそうだが、ベートーヴェンもよくこんな曲を書いたものだと感心してしまう…(^^;)♪
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