2017年12月19日火曜日

近況:シューベルト、バイエル、パルティータ ♪

このところ、ピアノの練習が忙しくなってきた。シューベルトのソナタを継続しながら、バイエル(手元を見ないで弾く練習)とバッハのパルティータ(選曲の準備:試し弾き)を始めてしまったので…。

「二兎を追う者は…」どころか「三兎」を追っているので、虻蜂取らずにならないようにしないと…。ちなみに「虻(あぶ)」も「蜂」もそんなに欲しいものじゃないなぁ〜と思って語源を調べたら、クモ(蜘蛛)がクモの巣にかかった虻と蜂の両方を取り逃がすということだった…、なるほど…(^^;)?

で、最近の進捗具合であるが、簡単な方から…。



選曲準備は、バッハのパルティータの各曲(組曲の中の個別の曲、Prelude とか Allemande とか)を最初から1曲ずつ弾いてみて、自分なりの感触(弾けそうか、弾いて楽しそうか)を探っているところ。候補曲に印をつけながら半分近くまで来ている。つまり第3番の途中まで。

これまでの感じとしては、やはり難しい!ということ。ゆったりした曲でもリズム(音符の長さの組み合わせ)が複雑なので、聴き覚えている箇所はいいのだが、そうでないところで64分音符とか出てくると大変だ…。その上に、装飾音符がついていたりする…(^^;)。

速い曲(Vivace とか Presto とか)はかっこよくて弾きたくなるのだが、なにせ速いテンポは苦手なので、音符の作りはシンプルでも無理そうだ。ただ、ゆっくりの曲を弾くと、気分としては次に速い快活な曲に行きたくなる、というのもあるが…。

ということで、一通りの試し弾きが終わったら、候補曲をもう一度じっくり見てみて最終選考?にかけたいと思っている。


バイエルを使っての「手元を見ないで弾く練習」は、まぁ順調と言っていいだろう。付録を除くと106番まであるなかで57番まで終わった。

《バイエルをやることにした→手元を見ないで弾く練習 ♪》に書いたように、「ノーミスで止まらないで弾くこと」を次に進むための条件にしているので、この先はそんなにスイスイ進むことはなくなるだろう…。

「手元を見ないで弾く」ことは、それほど苦労せずにできている。ほぼハ長調で「静かにした手」つまり "Die stillstehende Hand"=「ポジション移動・指の交差のない運指」(※)なので、それはそうだろうと思う。この先はどうなるか分からないが…。

『バイエルの謎』という本に書いてあった。

《『バイエルの謎』面白い!最高のミステリー ♪》


で「メインディッシュ」であるはずのシューベルトのソナタ18番第1楽章なのだが、このところちょっと停滞期かも知れない。進歩がほとんどない…。

一応「暗譜」したつもりだったのだが、展開部(とくに後半↓)がかなりあいまいである。ということは、弾けてもいない。コード進行?が今ひとつしっくり来ていない…(^^;)?




年末まで、通し練習を基本として、思うようなタッチ(音量・音色…)で弾けていない箇所の部分練習を続けるつもりなのだが、このままでは仕上がりレベルが目標よりも低いままになりそうなので、ちょっと焦ってきたかも…。

あと10日しかない…(^^;)。



  にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ 

0 件のコメント: