2015年12月25日金曜日

2015年:ピアノの練習・弾き方、進歩と課題…

"My Piano Life" の振り返り番外編その3(たぶん最後)である。今回は、ピアノの練習に関すること(方法、考え方、課題など)。

とくにランキングというわけではなく、今年、とくに意識して練習したことや、新しく取り入れたことなど、順不同であげてみる。


1. インターバル・トレーニング

今年新たにとり入れた練習方法で、一番気に入っているのは「インターバル・トレーニング」である。それなりの効果を感じている。

きっかけは、ブログに戴いたコメントである。「指で鍵盤をつかむように、ゆっくりのテンポで1音1音をしっかりつかむことが大切」というアドバイスを戴いた。

これを自分の練習にとり入れようと考えたわけだが、下手でもイン・テンポで弾きたい気持ちには勝てず、じゃあ「ゆっくり」と「イン・テンポ」を交互にやれば…、と思ったのだ。

ただし、これは譜読みが終わってある程度弾けるようになってからの話。譜読み段階では、当然「ゆっくり」モードである。

ゆっくり鍵盤をつかむ意識で弾くことを1〜2回やったあと、自分の弾きたいテンポで1〜2回弾く、という繰り返し。こうすることで、イン・テンポでもかなりミスが減ったのだ(たぶん…)。

また、よく間違える箇所を「ゆっくり1音1音」で練習することで、難所などのクリアが早くなったような気もしている。

さらに「ゆっくり」のときに、どうすればより楽に弾けるかを考えながら練習すると、ときに思わぬ発見をすることがある。指の形や手首の左右の傾きを少し変えてやることで、とつぜん上達する?ことがあるのだ。



2. 回転

『シャンドール ピアノ教本』は、ピアノ奏法を書いた本ではかなり気に入っている1冊である。

その中に5つの基本動作、「自由落下」「五指運動と音階と分散和音」「回転」「スタッカート」「突き」があるのだが、今のところ一番役に立っているのが「回転」技。

例えば、ベートーヴェンのソナタ第27番などで大いに活躍した。

いろんな曲を練習していると、この「回転」技、結構たくさんの箇所で使えることが分かってきた。「楽に弾く」ための一つの方法として定着しそうだ。



3. ブラインドタッチ

昨年末から今年初めにかけて、ミスタッチを減らす方法の一つとしてとり入れた練習方法。要は、鍵盤を見ないでも確実にキーを押さえる、ということ。両手が離れていて、片方がどうしてもブラインド(見ることができない)になる場合などに必須となる。

一応、「3度、4度、5度等を鍵盤を見ないで色々の指の組み合わせで弾く」という練習方法を考え、少しはやってみたのだが、どうも基本練習が苦手で長続きせず…(^^;)。今は、必要に応じて(難所や両手が離れているところ)部分練習にとり入れている。




4. 上達・レベルアップの考え方

最近「もう少し上手くなりたい」という気持ちが強くなり、そのためにどうしたらいいのか少し考えている。

「上手くなる」の内容としては、①もう少し難しい曲が弾ける(練習できる)こと、②曲の仕上げレベルを上げること、③基本技術が進歩すること(和音やアルペジオ、音色のパレット等)の3種類くらいがあると思う。

そのあたりを目指して、一応「新ピアノ練習方法」(↓)なども考えてみたが、実際にやってみるのはこれからである。来年の目標に組み入れることになりそうだ。





5. 課題山積ベスト5

練習方法をいろいろ工夫してもなかなか克服できない「課題」が、今年も山積みのまま年を越しそうである。まぁ、地道にコツコツ練習を続けるしかないが、課題があることを認識していることも大事ということで、まとめておく。


(1) ジャンプ(離れた場所への移動)

遠く離れた場所へのジャンプにいつも苦戦している。いまだに「コツ」がつかめない。

もう一度読み直している『からだで変わるピアノ』という本には、

「瞬間移動と考えなさい。そのためには、移動を速くしようと考えない、着地点がはっきりしている、力が抜けていることが重要」

と書いてある。頭では理解できるような気がするが、なかなか…。

また、Pianist magazine のレッスン動画の《和音の弾き方:応用》の中に、「リーピング」つまり遠く離れた和音間の移動の練習方法が書かれている。これも、何度も動画を見てはいるのだが…。


(2) 装飾音符!

装飾音符盛りだくさんのセヴラックから始まって、スカルラッティのプラルトリラー、そしていま練習中のシューベルトと、どうも装飾音符は苦手である。聴く立場では、そこが美しくて好きだったりするのだが…。

これまでは、出てくるたびに練習していたが、一度は装飾音符の基礎練習みたいなものをやった方がいいのかも知れない。なにか簡単な練習方法はないものだろうか…。


(3) 連続和音の打鍵

ほとんどの曲に登場する和音、それが連続する場合、しかも速い場合、しかも伴奏で軽やかに弾かなくてはいけない場合、これがなかなかうまくいかない。

これも、Pianist magazine のレッスン動画(《和音の弾き方:基礎》《和音の弾き方:応用》《和音の"Voicing"とメロディー》)で、練習の仕方は分かっているはずなのに、高い確率で連続和音部分が「難所」になってしまう。情けないほど進歩がない…(溜息〜)。





(4) スピードアップ

これは今年の目標の一つであったのだが、ほとんど進展なし。シベリウスのエチュードによるスピード測定も、測定できる(弾けるようになる)までに手間取っており、まだできてない…(^^;)。


(5) 止まらないで弾く

長年の課題、いまだに進歩が見られない。一応いろんな方法を考え、ときおり試してはいるが決定打は見つからず…。




…と、まぁ、進歩があったようななかったような…1年であったらしい。が、そろそろ来年の練習とか弾く曲とかを考え始めないと…という時期になってしまった。振り返り・反省はこのくらいにしておこう。

さて、来年はどんな Piano Life を目指そうか…。基本は自己満足的な趣味なので、楽しめればいいと思いつつ、もう少し上手くなりたい、という気持ちもあり、もう少し悩んでみるか…。



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