これは、今年の夏に行われた第15回チャイコフスキーコンクールの入賞者、4位(+モスクワ音楽批評家協会賞)のルカ・ドゥバルグと2位のルーカス・ゲニューシャスのデュオ・リサイタルである。
ルカ・ドゥバルグ君は、このチャイコンで私のお気に入りになったピアニストだ。チャイコンのときも、そのあとも、その魅力的・個性的な演奏と、ピアノを始めたのが11歳ころからと遅くてほとんど独学であったという物語性で一躍話題をさらった。
そして、ルーカス・ゲニューシャスも1位になってもおかしくない実力者で、2010年のショパンコンクールでも2位になっている。
二人とも1990年生まれの25歳。この二人の若いピアニストが意気投合したのか、音楽事務所か何かの企てなのか分からないが、どんなリサイタルを聴かせてくれるのか、とても興味がある。
このリサイタルは、来年2016年4月30日にカナダのトロントで行われる。Show One Productionsという音楽プロダクションが企画した "Show One at Koerner" シリーズの一環として開催されるようで、このシリーズには、デニス・マツーエフ(チャイコンの審査員だった)のリサイタルも含まれている。
演奏曲目は発表されていないようだが、それぞれのソロとデュオの両方をやるようだ。日本でやるなら是非とも行きたいところだが、トロントは遠いなぁ…。
【ルカ・ドゥバルグ君に関する記事】
※ゲニューシャス君に関する記事は書いてないので…(^^;)。
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