この本の骨子は、ピアノを弾く技術の基本は「自由落下」「五指運動と音階と分散和音」「回転」「スタッカート」「突き」の5つの動作でり、これを徹底的に身につけて、実際のレパートリーに応用することが重要、ということだ。
その内容については、下記の読書メモ「基本動作①〜⑤」にまとめてある。
1. トータルな音楽書
3. 基本動作①自由落下
5. 基本動作③回転
6. 基本動作④スタッカート
9. 歌う音、練習、暗譜
10. 音楽の句読法
11. 記事リスト+訳者あとがき
5つの基本動作の中で、これまであまり意識していなかった「回転」から始めることにした。手首に力を入れずに、前腕を中心に手を回転するだけなのだが、曲の中で試してみたら少し楽に弾けるような気がしたのだ。つまり、効果がありそうだ、ということ。
具体的には、下の楽譜のような練習をするのだが、これに加えてオクターブでの回転も練習することにした。私の場合、手を広げると力みがちになるので、その脱力の練習も兼ねて、ということである。
とりあえず、練習開始から5〜10分くらいを、ウォーミングアップを兼ねてこの練習にあてている。
少し慣れてきたら、実際の曲の中で回転の練習になりそうな箇所を探したいと思っている。バッハとかベートーヴェンの曲にはけっこう出てきそうな気がしている。
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