浜松国際ピアノコンクールやらフィギュアスケートNHK杯(羽生くんの世界新記録の演技は圧巻でした!♪)でドタバタ?していたら、新しい曲(シューベルト D946-2)を練習し始めてからすでに10日が経っていた。
あまり進んでいない気がするが、とりあえず進捗チェックをしてみる。
この曲は「ABACA」という構成になっているが、とりあえず「A」と「B」と「Cの前半」を取り出して練習している。全体を通して弾くのは当面あきらめている。
Aパート:
ここは比較的やさしいかなと思っていたのだが、なかなか覚えられずに苦労している。難しいのは、2カ所の装飾音符と3度が連続するメロディー部分くらい。なのだが、どうも左手の伴奏と右手の指使いが頭に入らない。
当面の練習方法としては、繰り返し弾いて暗譜をしてしまうのがよさそうだ。
Bパート:
ここが一番練習に時間をかけている部分。上の楽譜の2小節目の右手、3度の連続音形の素早い繰り返しがちょっとした難所になっている。しかも pp 。ゆっくりなら弾けるのだが…。
ただ、ここはいい練習材料だと思っている。ある程度の速度で軽やかに( pp で)弾くためには「脱力」が必須となる。指を大きく動かせない脱力は意外と難しい。しかも2本同時で素早く…。
ゆっくり弾きながら、素早い「打鍵→脱力」を意識する練習を試しているところだ。例によって(→《お薦め♪風呂での練習》)毎晩、風呂の中でも指の練習をしている。
もう一つ考えているのは「指の独立」ということ。初心者、ましてや素人独学の私にとっては高難易度の技であるが、少しでも近づけないかと思うのだ。
とりあえず思ったこと。上のパターンは「24→13」の指の繰り返しである。これを分解すると「2→1」と「4→3」になる。この分解したパターンそれぞれはそこそこ早く弾くことができる。とすれば、この2つを同時にやっているという意識で弾けばもっと早く弾けるのではないか?ということ。
2と4、1と3は同時に(3度で)弾いているが、意識はそれぞれ独立している、というイメージだ。3度で弾きながら、「2→1」を意識する、などを試しているが、今のところあまりうまくいってない。もう少し続けてみようと思っている。
Cパート:
ここはこの曲で一番好きな美しい箇所なのだが、思ったより難しい。とくに、何気ない(と思えた)左の伴奏パターンと右手のメロディーがうまく合わない。どう弾いていいかよく分からない、というか何が問題なのかもまだよく見えていない。
当面は、暗譜してしまって、この音形に慣れて、それから弾き込むなかで徐々にどう弾くかを考えてみようかとは思っている。
今年もあと1カ月となったので、この曲がたぶん今年最後の曲になりそうだ。今年の練習の集大成??にふさわしい仕上がりレベルにしたいのだが…。
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