今年のピアノライフ(My Piano Life)振り返りその4。4つの目標(↓)のうち「4. 音楽イベント:コンサート、新体験」について。
1. ピアノの上達:スピードアップなど
2. ピアノ練習曲:10曲以上+レパートリー化
3. ピアノ曲鑑賞:有名曲を一通り聴く
4. 音楽イベント:コンサート、新体験
今年は、コンサート/リサイタルの数は少なかったが、その内容についてはかなり満足している。
ラフォルジュルネでは、室内楽(ピアノ四重奏)を初めて生で聴いた。コロベイニコフとプラジャーク弦楽四重奏団によるブラームスとマーラーで、なかなかよかった。
コロベイニコフの名前はこのとき初めて知ったのだが、のちにチャイコフスキーコンクールで素晴らしいベートーヴェンを聴かせてくれることになる。この演奏自体は賛否両論あって、コロベイニコフはコンクールからは姿を消すのだが、記憶に残る演奏であった。
室内楽については、浜松国際ピアノコンクールの第3次予選の課題になっていたので、ここでもモーツァルトのピアノ四重奏曲をけっこう楽しむことができた。
キット・アームストロングは、今年あらたに私のお気に入りピアニストに加わった若者だ。私自身はピアニストとしてよりも「音楽家」として、作曲などにも期待したいと思っている。キット君は、自分で考えて新しい音楽を創り出してくれるタイプだと感じている。
もちろん、リサイタルでのバッハの演奏も素晴らしかった。
そして今年一番満足度が高かったのは、内田光子さんのリサイタル。なにせ、私の中では「神」クラスのピアニストの一人である。もちろん、その演奏は期待通り、いやそれ以上! ピアノ音楽を聴く楽しみを十二分に味あわせてもらいました。
新しい体験としては、ピアノの「一日ドック」はなかなか面白かった♪
それと、ピアノの展示会で調律の体験をちょっとだけやらせてもらったのも嬉しかった♪
それから、ラフォルジュルネでピアノ音楽の「講演会」なるものを初めて聞いた。
で、振り返ってみると、今年かなりの時間を費やしてピアノ音楽を楽しんだのが、国際ピアノコンクールであった。ピアノコンクールをリアルタイムで(ライブ配信で)聴くのは初めてのことであった。いろんな発見や驚きがあって、なかなか有意義な時間を過ごせた。
新しいピアニストと出会えたことは、これからの My Piano Life をより豊かなものにしてくれるだろう。
チャイコフスキーコンクールのルカ・ドゥバルグ、ショパンコンクールのケイト・リュウをはじめ、何人かの将来有望なピアニストを知ることができた。
6/15~7/3 チャイコフスキーコンクール
8/26~9/13 リーズ国際コンクール
10/3~10/20 ショパンコンクール
10/22~10/27 ロンティボーコンクール
11/21~12/6 浜松国際ピアノコンクール
今年は旅行とかコンサートとか、外に出ることが少なかったように思う。
来年は、もう少し多くの生演奏に接するとか、もう少し活動的な試み(内容はイメージできてないが…)をするとか、ピアノの楽しみ方を広げるようなことができないかと、なんとなく考えている。
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