3月5日のキット・アームストロングのリサイタルの演目に、パルティータ第6番が入っているので、予習のつもりで聴き始めた。いつものように、YouTubeで第6番のお気に入りの演奏を探した。
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結構たくさんのピアニストが弾いている。マレイ・ペライア、グレン・グールド、ソコロフ、シュ・シャオメイ、など。
どれもそれなりの演奏だと思うのだが、何か今ひとつしっくりこない。とくに出だしの「トッカータ」はいろんな解釈があるのか難しいのか、ピアニストによって弾き方がかなり違っている。ここで違和感を覚えてしまうと、なかなか先を聴こうという気にならない。
その中で最初に見つけたのは、エリック・ハイドシェックの演奏だ。地味なのだが、落ち着いていて古典的な味わいがある。自分で弾くとすればこれをお手本にするかも…。
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でも、最後に見つけたアンドラーシュ・シフを聴いたときには、やはり「バッハはシフだ!」と改めて感じた。私の好みとぴったり合っているのだろうと思う。
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シフの弾くバッハを初めて聴いたとき(→《お気に入りピアニスト:Andras Schiff》)にも感じたのだが、彼の奏でる音楽は端正なのに音色が豊かで艶やかというか、なにか引き込まれるものがある。
ペダルを使ってないのに滑らかで、ときに心にくいほど細やかなデュナーミクの変化を聴かせる。長年の研究と熟練の賜物なのだろう。ときどき、やりすぎかもと思う装飾音がちょっと気になることもないではないが…。
他のパルティータも探してみた。第2番以外は見つかったので、ぜんぶ聴いた。それぞれが20〜30分あるので数日かかったが…。※追記@2022/10/18:すべてリンク切れ
♪ Bach Partita No 1 B flat major BWV 825 András Schiff
♪ Bach Partita No 3 A minor BWV 827 András Schiff
♪ Bach Partita No 4 D major BWV 828 András Schiff
♪ Bach Partita No 5 G major BWV 829 András Schiff
第2番も聴きたいと思ってみていたら、極め付きの名演があった。アルゲリッチ!である。シフとはまったく違う演奏だが、これも文句なしにいい! 疾走するバッハ!
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それから忘れてならないのが、ピリスの弾く第1番。これも実に美しい。何度も聴きたくなる演奏だ。
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パルティータということで言えば、1番・2番以外はほぼ初めて聴く曲だ。一度聴いたくらいでは判断できないが、好みで順番をつけると、2番・1番・3番といったところだろうか。(耳に馴染んでいるという要素もあるかも…)
ちなみに、これでバッハの3大組曲?(という言い方があるかどうか知らないが…)をぜんぶ聴いたことになる。《フランス組曲》、《イギリス組曲》と今回の《パルティータ》。いずれ、どれか1曲(組曲のなかのプレリュードとかの1曲)くらいは弾いてみたいものだ。
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