2013年5月23日木曜日

デュティユーはどうだろう?

「ピアノ曲を知る」活動の第2フェーズを始めた。が、最初から苦労している。何人か、つまみ食い的に聴いてみたが、これという曲・演奏にまだ出会っていない。「現代音楽」的なものが多いせいかもしれない。

ちょっといいかな?と思ったのはデュティユーである。


一番有名そうなのがピアノソナタのようなので、聴いてみた。



最初、ラヴェルの音に似ていて、ちょっと期待して聴いていたのだが、途中から何となく違和感を感じ始めた。

二度ほど聴いてみたが、結局「お気に入り」とはならなかった。一言で言うと、私の耳にはやや乱暴に聞こえたのである。ラヴェルの音はフォルテであっても、乱暴に聞こえたことはない。何が違うのか、まだはっきりとは言えないが…。


ちなみに、このデュティユー氏は何と97歳でいまだ現役という人らしい。フランス6人組より少し若く、ラヴェルやドビュッシーの流れを汲みながら、独自の世界を切り拓いている、と解説にある。なるほど…。

他の曲も含めて、もう少し聴いてみる必要がありそうだ。


追記@2021/09/14

以前のブログからこちらのブログに記事を「引っ越し」してくるときに、引用した YouTube 動画が消えていたので、他のものと差し替えた。

ついでに聴いてみた。そうしたら、上に書いた「やや乱暴」という印象はまったくなく、なかなかいい曲だと思った…(^^;)。

演奏者による違いなのか、私の耳が 8年経って(そんなに昔だったんだ…)少しは現代ピアノ曲に慣れてきたせいか…。その辺りはよく分からないが、デュティユー、もう一度聴いてみようかと思っている ♪

ちなみに、新しく貼り付けた YouTube 動画の演奏は François Killian(フランソワ・キリアン)というピアニスト。



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