やはり、ピアノを練習するからには、一度はショパンの曲を弾いてみたい。という欲求は当然のようにある。が、一方で「とても弾けそうもない」という思いもまた当然ある。実は、ワルツの3番をいつかは練習してみようとは思っている。だがそれはちょっと先のことになるだろう。
ところが、昨夜何気なく楽譜を眺めていたときに、ある発見をしたのだ。
この楽譜を見ていたときに、「ん?この楽譜の感じだと弾けるんじゃ?」と思ったのだ。ヘ長調だし、ゆっくりだし、何より音符が混んでいない(縦にも横にもたくさん並んでいない)。
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で、今日ちょっと弾いてみた。初見でもなんとかそれらしい音がする。音符が混んでない割に和音が美しい。「これだ!次はこれを練習しよう」と心に決めた。そういえば、ハーモニー中心の曲はまだやってない。これはその練習にもなる。
もちろん、最初の部分だけ、"Presto con fuoco."の前までである。
このあたりが「勝手気まま」流に音楽を楽しむ者の特権?かもしれない。弾ける部分だけ弾いて楽しむ、という楽しみ方が許されるのだから。それでも、ショパンを聴いて楽しむ、音楽鑑賞にとっても何がしかのプラスにはなると思う。
ということで、「ちょっとだけショパン」の「バラード2番からAndantino」というのが、私の練習メニューに加わることになったしだいである…(^^;)。
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