2013年5月28日火曜日

モンポウがいいかも…

「ピアノ曲を知る:第2フェーズ」の途中経過。
 
上の記事でリストアップした作曲家を少しずつ聴いている。これまでのところこれといった、つまり私の好みにあった曲や演奏が見つからなかった。が、一昨日聴いたモンポウがちょっといいかもしれない。


実は「第1フェーズ」で、有名な作曲家・曲を中心に聴いていたときに、モンポウの名前もあった。代表作品として、「ひそやかな音楽(Musica callada)」だけがあげられていた。そのときは少しだけ聴いて、あまりいいとは思わなかったようで、評価は◎○△×の4段階評価で△になっている。

今回、最初に聴いたのは「El Pont(橋)」という曲。少し甘ったるいがきれいな曲である。



で、「あれっ!?」と思って、次に聴いたのが「前奏曲」。これがなかなかよかった。これで、とりあえず「お気に入り」候補となった。


追記@2021/09/14

元の YouTube  動画が見つからなかったので差し替えた。この Jordi Masó(ホルディ・マソ、スペイン、1967〜)の演奏もなかなかいいと思う ♪


他にも何曲か聴いたが、割といい。そこで、代表曲とされる「Musica Callada」(ひそやかな音楽)を聴いてみようと思ったのだが、全部で1時間以上ある。ので、半分くらいしか聴いてないが、中にはいいものがある。



ということで、モンポウとその曲のいくつかは「お気に入り」に仲間入りしそうな感じである。ちょっと残念なのは、楽譜があまり見当たらないこと。YouTubeの画面で見る限り、もしかしたら弾けそうな曲もありそうなのだが…。


以下、ご参考(ピティナのピアノ曲事典より)

Mompou, Federico [ スペイン ] 1893 - 1987 

スペインの作曲家。1893年バルセロナに生まれる。リセオ音楽院でピアノを学び、15歳で最初のコンサートを開く。1911年、グラナドスの推薦を受けてパリへ行き、ピアノと和声を学ぶ。

第1次世界大戦勃発による帰国をはさみ、41年までパリ在住。フランスよりシュヴァリエ章を授与される。ドビュッシーやサティに影響を受け、原始主義や小節区分のない作品も試みる。多数のピアノ曲のほか、バレエ、管弦楽曲、合唱曲、歌曲などがある。



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