2013年5月1日水曜日

100時間の練習でどこまで出来たか

珍しく出かけたり二日酔いになったりして、ピアノの練習も休みがちになり、つられてブログも少し間があいてしまった。

今日は、ピアノの練習を始めて、130日余りになる。だいたい週に5~6日弾いているので、ほぼ100日間、100時間ほど練習したことになる。ここらあたりで、まずは初めの段階の進み具合チェックをしてみたいと思う。


1. 始めた頃の状態

30数年ぶりに弾いてみて、指がぜんぜん動かない、固い、音符が頭に入ってこない。
  • 最初からやり直すしかない
  • でもバイエルとかハノンとかは御免こうむりたい、さてどうするか?
  • 弾きたい曲の難しい箇所をハノン代わりに使おう!

2.「大人(シニア)なりの練習方法」

…を編み出したいと思ったが、いろいろと本を読んだ結果、ますます分からなくなっている?
  • 「脱力」だけは共通テーマらしいが…
  • 風呂の中での345の指のトリル練習は効果が出ているかも…

3. 練習する曲

簡単な曲はモチベーションがわかないし、といって、いきなりショパンが弾けるわけもないし…。
  • で、まずはモーツァルトの一番やさしいソナタを選んだ
  • それと昔弾けたはずのバッハのインベンション1番


現状は、指は少しは動くようになり、鍵盤もそれなりにしっかり押さえられるようになった。が、指の独立性とか「脱力」とか指が回るスピードとかはまだまだ、である。

大きな課題は、両手で弾くときにとても不器用になること、左手の音がなかなか聴けないこと。それから「暗譜」ができないこと。

たぶん、弾くイメージと音のイメージが関連付けられてないことが一番の問題なのではないかと考えている。


練習曲の状態を見てみる。

①モーツァルトのソナタ15番(K.545)
②バッハのインベンションの1番
③バッハ 平均律クラヴィーア曲集 第1巻 第1番(プレリュード)
④カバレフスキー 「子どもピアノ名曲集・Ⅱ」から
  1. 前奏曲と二声のフーガ「ある夏の朝」 (Op.61)
⑤ハチャトリアン 「少年時代の画集」から
  1. A Little Song
⑥「こどものピアノ名曲集 バロック・ロココの音楽」から
  Menuette(Nichelmann)
⑦同じく
  Menuet en Rondeau(Rameau)


他にも、ちょっと寄り道したのはいくつかある。フォーレの無言歌とかベートーベンの月光ソナタの第一楽章とか、ジブリの曲とか坂本龍一の戦場のクリスマスとか…。


で、結局今残っているのは、ほぼ①のソナタと③のプレリュードだけ。

①は、第一楽章と第二楽章の「譜読み」段階、つまりやや遅いテンポながらあまり指が迷わずに通して弾ける段階、その2~3歩手前という感じ。

何箇所かはまだ「難所」が残っている。でも、第二楽章の1ページ目はかなり弾けるようになった。第三楽章はとりあえず後回しに。

③は、弾き方の練習用だが、3回に1回くらいはミスタッチなしに最後まで弾けるようになった。ので、曲(演奏)としてももう少し仕上げようかと思っている。

それなりに、表情をつけて、自分なりに感情をこめて弾けるようにしたい。問題は、理想的なイメージができてないこと。プロの演奏をいくつか聴いたが、お手本となるようなものに出会えてない。


まあ、100時間の練習の成果としては評価してあげてもいいんじゃないか、と思っている。大人も、ほめた方がたぶん伸びると思われるので…。



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