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リーバーマンはピアニスト・指揮者でもあるので、ピアノ曲も多い。その中で気に入ったのが「ガーゴイル(Gargoyles)」Op.29 という曲。1989年の作品。
Lowell Liebermann |
たまたま聴いたのはユジャ・ワンが 2013年にトッパンホールで弾いた音源。
♪ Yuja Wang: Liebermann Gargoyles, Op 29
10分弱の 4楽章構成の曲だが、1楽章・4楽章が面白い。3楽章はとてもきれい。ユジャ・ワンに合っていると思った。下記は楽譜付き音源(これもユジャ・ワン)。
♪ Lowell Liebermann - Gargoyles for Piano, Op. 28 (1989) [Score-Video]
ちょっと調べてみると、「ガーゴイル」という曲はけっこう有名で、リサイタルやコンクールでも弾かれているようだ。
スティーヴン・ハフが、ピアノの珍しい小品を集めたアルバム(↓)を出していて、その中にも入っている。ちなみに、タウジヒとかチェルニーなどの曲も入っているようだ。
Stephen Hough : The Piano Album
この CD の存在を教えてもらったのは下記記事。「ガーゴイル」の解説もしてある ♪
✏️スティーヴン・ハフ ~ リーバーマン/ガーゴイル、子供のためのアルバム(気ままな生活)
もう一つ気に入ったのが、このピアノ協奏曲。説明に第2番 Op.36(1992)とある。この演奏もいいのだが、ユジャ・ワンなどでも聴いてみたい気がする。
♪ Liebermann "Concerto for Piano and Orchestra" Yiding Isabelle Niu, piano
…と思ったら、上のブログの別記事(↓)に、同じくスティーヴン・ハフがリーバーマンのピアノ協奏曲第1番・第2番を録音している CD の紹介があった。
✏️スティーヴン・ハフ ~ リーバーマン/ピアノ協奏曲第1番&第2番(気ままな生活)
その CD がコレ(↓)。上の記事によると、ハフはリーバーマンと同じ 1961年生まれで、同じニューヨークに住んでいて、お友だちのようだ。ピアノ協奏曲第2番はハフに献呈されている。曲の解説も載っているので貴重な記事だ。感謝!…(^^)♪
Piano Concertos Nos.1 & 2
リーバーマンについて、Wikipedia から抜粋すると…。
「ローウェル・リーバーマン(Lowell Liebermann、1961年2月22日 - )はアメリカ・ニューヨークの作曲家、ピアニスト、指揮者。16歳の時…カーネギーホールで自身のピアノソナタop.1を演奏した。後にジュリアード音楽院でデイヴィッド・ダイアモンドとヴィンセント・パーシケッティに学び…」
「もっともレコーディングされている作品は、ピアノとフルートのためのソナタ(1987年)、ピアノのためのガーゴイル(1989年)、フルートとオーケストラのための協奏曲(1992年)」
他にも、フルートとギターのためのソナタ(1988年)、4つのチェロソナタ、ピアノ協奏曲第二番(1992年)、交響曲第二番(2000年)、トランペット協奏曲(2000年)、ヴァイオリン協奏曲(2001年)、パガニーニの主題によるラプソディ~ピアノとオーケストラのための(2001年)、など多数。
「彼の作品は伝統的な調性の要素とより冒険的な和声の構造を組み合わせたものである。彼は取り付きやすい現代音楽の作曲家の一人である」
なお、本人の公式サイトは下記。上の写真もここからお借りした。
✏️LOWELL LIEBERMANN
YouTube にある他の曲もいくつか聴いてみたが、私の好みとは少し違った。「パガニーニの主題による狂詩曲」もあるが、個人的にはラフマニノフの方が好きかも…(^^;)。
♪ Lowell Liebermann - Three Impromptus for Piano, Op. 68 (2000) [Score-Video]
♪ Lowell Liebermann - Nocturne No. 2 for Piano, Op. 31 (1990) [Score-Video]
♪ Liebermann, Lowell - Nocturne No. 4 Op. 38 (Video + Sheet)
♪ Lowell Liebermann: Rhapsody on a Theme by Paganini Op. 72 (2001)
「ガーゴイル」は《現代ピアノ曲🧡》に追加しておくことにする ♪
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