2020年6月11日木曜日

▼ベートーヴェン:ソナタ31番のための指の体操?

ベートーヴェンのピアノソナタ第31番の練習は、第3楽章「フーガ2」で悪戦苦闘中…。なかなか出口が見えない…というか、どうやったら少しでも進歩するのか…(^^;)

ということで、今回の進捗報告は「番外編」?…悪戦苦闘の一部「お風呂での指体操」のご紹介とその効果の報告など…。




「フーガ2」は全体的に「難所」の連続なので、たくさんの超えるべき「山」があるのだが、私にとって一番の「山」は最後のところ。上の楽譜の、とくに左手である。

前にも書いたが、ほとんどの(プロの)ピアニストは、一つ一つの音が聴こえないほど速いテンポで弾いている…(^^;)。

私の場合、そこまでの速さは求めるべくもないが、せめてその2〜3倍遅いテンポくらいは目指したいと思っている。そこで、そのための「悪戦苦闘」である。


ピアノに向かっての左手の片手練習はもちろん毎日やっているのだが、それだけではなかなか進歩しないので、昔やっていた「指の体操」を思い出してやってみた。

私の指の体操は机の上とかではなく、風呂に入って湯船につかっている間に、底を鍵盤に見立てて「指使い」通りに指を動かすことをひたすら繰り返す…というやり方だ。

これは、かなり昔に「4と5の指のトリル」を練習するときに思いついた方法である。トリルに対してはそれなりの効果があった。

《練習方法:筋トレ》

《お薦め♪風呂での練習》


具体的にいうと、上の楽譜の左手の代表的な指使いである「513121」を、スムースに、できるだけ速く、何度も安定して繰り返すことができるように…という練習である。

ついでに言うと、右手も同時に動かしている。これは「対称練習法」といって、不器用な左手が器用な右手の動きにつられて動きやすくなる、という原理?を応用したものだ。

《ピアノ「対称練習法」で左手を強化する♪》


実はこれを始めた頃は、ゆっくりのテンポでもあまりスムースには動かなかった。繰り返し回数も2〜3回続けばいい方だった…のだ…(^^;)。

藁にもすがるつもりでやってみたのだが、1週間くらいで、指がかなりスムースに動くようなり、テンポも少しずつ上がり、繰り返し回数も十数回までできるようになった。

まぁ、一応の効果は出ているようで、実際にピアノに向かって練習するときも指が動きやすくなったという感触はある。これはもう少し続けようと思っている。

と言っても、まだ満足できるレベルには達していない。あとは「暗譜」をすることや、スピードアップのための「脱力」が必要になると思われる。


「フーガ2」の中には、これ以外にもいろんな「難所」があって、例えば、この(↓)右手と左手が素早く交差する場所もなかなかうまく行かない箇所だ。これは、指の体操では無理なので、今のところひたすら反復練習中である。




…ということで、今回は報告すべき内容(進捗)もあまりなく、こんな記事になってしまいました…😓。

皆様も、暑い中のマスクで熱中症にならないよう、危険な人混みにはできるだけ近づかないよう、ピアノの練習は休憩をとりながら…という感じでご自愛ください…😄。



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