2013年12月25日水曜日

お薦め♪風呂での練習

ピアノの練習を始めた頃に、ピアノを弾く時間以外にも何かできないかと思い、「指の鍛錬」をやっていた。下記のブログ記事にそのことを書いている。

《練習方法:筋トレ》

一部を再掲すると…。

今やっていることは、スポーツと同じように、

①筋トレ
②柔軟性(ストレッチ)
③俊敏性(スピード)

の三つである。


①はテーブルの上などに2から5の指を置いて、手首を下に押し下げる、これを4本~1本でやる。②は、よくある指の間を広げて伸ばすのと、親指回し。

③はいつも風呂に入りながらやっている。湯船につかっている間に、底を鍵盤に見立てて、2と3、3と4、4と5などの組み合わせでトリルの練習をする。

この中で、最近とても役に立っていると思われるのが③の風呂での練習である。


実は、「悲愴」ソナタ第3楽章のいくつかのフレーズがなかなか弾けずに苦戦していた。ある日ふと思いついて、この風呂での練習をやってみたのだ。

苦手な指使いのフレーズを、湯船の底(の仮想鍵盤)で何度も繰り返すだけの練習である。これが、思った以上に効果があったのだ。一週間ほど続けていたら、後半から目に見えて上達していき、今はかなりの確率で間違えなくなった。


上記の記事では「効果のほどはまだ分からない」と書いているが、実はトリルについては間違いなく効果があった。そして、今回の経験(実験?)で、単純な指の俊敏性だけではなく、難しいフレーズの習得にも効果があることが分かった。

何事においても、自分なりの「方法論」を持つことは大事である。風呂の中での練習方法は、これからも私の強い味方になってくれることと思う。

しばらくは寒い日が続きそうなので、風呂でちゃんと温まることにもつながるかも…。



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