→《練習方法:筋トレ》
一部を再掲すると…。
今やっていることは、スポーツと同じように、
①筋トレ
②柔軟性(ストレッチ)
③俊敏性(スピード)
の三つである。
①はテーブルの上などに2から5の指を置いて、手首を下に押し下げる、これを4本~1本でやる。②は、よくある指の間を広げて伸ばすのと、親指回し。
③はいつも風呂に入りながらやっている。湯船につかっている間に、底を鍵盤に見立てて、2と3、3と4、4と5などの組み合わせでトリルの練習をする。
この中で、最近とても役に立っていると思われるのが③の風呂での練習である。
実は、「悲愴」ソナタ第3楽章のいくつかのフレーズがなかなか弾けずに苦戦していた。ある日ふと思いついて、この風呂での練習をやってみたのだ。
苦手な指使いのフレーズを、湯船の底(の仮想鍵盤)で何度も繰り返すだけの練習である。これが、思った以上に効果があったのだ。一週間ほど続けていたら、後半から目に見えて上達していき、今はかなりの確率で間違えなくなった。
上記の記事では「効果のほどはまだ分からない」と書いているが、実はトリルについては間違いなく効果があった。そして、今回の経験(実験?)で、単純な指の俊敏性だけではなく、難しいフレーズの習得にも効果があることが分かった。
何事においても、自分なりの「方法論」を持つことは大事である。風呂の中での練習方法は、これからも私の強い味方になってくれることと思う。
しばらくは寒い日が続きそうなので、風呂でちゃんと温まることにもつながるかも…。
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