2020年6月19日金曜日

ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールの賞金が倍増 ♪

第16回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールの詳細が昨日(米国時間だと一昨日かな?)発表された。1位 2位の賞金が倍増されたり、優勝者のキャリア・マネジメントが手厚くなったり、予備審査が 1カ所(Fort Worth)での開催に変更されたりしている。

✏️Cliburn Announces 2021 Competition Changes To Cash Prizes, Career Management, And Live Auditions




第16回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールは、来年 2021年 5月27日〜 6月12日の日程で開催予定である。予備審査の方法が大きく変わっている。

前回 2017年のときは、1月〜2月にロンドン、ハノーバー、ブダペスト、モスクワ、ソウル、ニューヨーク、フォートワースの 7カ所で行われた。これは大変そう…(^^;)。

参考✏️世界一周!ヴァン・クライバーンの予備審査は地獄のようなスケジュール(ねもねも舎)

今回は、ビデオ審査で絞り込まれた70人が 2月にフォートワースに集まることになる。


本選までの大まかなスケジュールは以下の通り。

2020年11月〜2021年 1月
2段階のビデオ審査(約300人→135人→70人)
→2/25 結果発表

2021年 4月19〜24日
予備審査(Fort Worth, Texas)
→5/4 結果発表(30人)

2021年 5月27〜 6月12日
本選(詳細は下記)

✏️COMPETITION SCHEDULE


入賞賞金は 1位が $100,000(約1,069万円)という大台に乗った。1位と 2位は前回の2倍。( )内は前回の賞金額。まぁ、中国国際音楽コンクールの $150,000には及ばないが…。

1位:$100,000($50,000)
2位: $50,000($25,000)
3位: $25,000($15,000)

そのほか、沢山の賞金が用意されている(↓)。

✏️2021 COMPETITION PRIZES & AWARDS


そして、3位までの入賞者にはこれまで通り、3年間のキャリア支援(公演の設定、CDリリース、プロモーション、各種サポートなど)が行われるが、優勝者へのマネジメント支援が大きく拡充されているようだ。

具体的には、世界の 4つの音楽事務所(↓)がエリアごとにマネジメントを担当することになっている。

  • Keynote Artist Management:Europe and Australia
  • LIU KOTOW:Asia (excluding Japan)
  • Halac Artists:South America
  • Concert Imagine:Japan


詳しくは下記。

✏️ENGAGE A 2021 CLIBURN WINNER


まぁ、世界の新型コロナが来年の 4月頃にどうなっているかは、まだ予断を許さないとは思う。2021年が、予定通りに「国際ピアノコンクールの当たり年」になるといいのだが…。

《来年 2021年はピアノコンクールの当たり年その2!?》



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