《音大入試もリモート!? Freiburg音大がDisklavierで…》
今度は、Disklavier を使ったリモートでのピアノレッスンの試行をヤマハが行ったようだ。先生は今田篤さん(写真↓は下記静岡新聞記事からお借りした)。
✏️自動ピアノ活用、リモート演奏でレッスン ヤマハ、ピアニストの技術を伝授
先生の今田篤さんは掛川工場の一室から指導、生徒さんはヤマハの浜松店で指導を受ける形。ちなみに、今田さんはコロナ禍のためドイツから掛川市の実家に帰省中…(^^;)。
遠隔での音楽指導方法の実験ということで行われたが、参加した小学生1人と高校生2人の感想は「遠隔なのに鍵盤に加えペダルも動き、先生の技術を見ることができた」などと評判が良かったようだ。
今田さんも「対面と同じくらい再現性が高かった」と高い評価。
感染症を気にしながら生活するというスタイルが続くとすると、こういうリモートでの演奏やレッスンは当たり前の時代になっていくのかも知れない。
偉い先生や有名ピアニストのマスタークラスなども、こういう形をとることも可能だろう。フライブルク大学の教授もコメントしていたが、エコロジー(CO2排出削減)の観点からもこういう取り組みは意味があると思う。
1回のオーディションやレッスンのために、わざわざ飛行機で遠いヨーロッパに行く必要がなくなる訳だ。お金の節約にもなる…(^^)♪
個人的には、自動ピアノにとても興味がある。有名ピアニストの演奏を家にいて生のピアノの音で聴けるというのは憧れである ♪
それに、元理工系の私としては自分の演奏をデータで取って分析できるというのは、とても面白いおもちゃになると思うのだ…🤗
それでピアノが上達するとは、必ずしも思わないが…(^^;)。
通信速度の問題が解決すれば「リモート連弾」みたいなことも出来るかも知れない。
おまけ。フライブルク音大の入試については、私が《音大入試もリモート!? Freiburg音大がDisklavierで…》の記事を書いた同じ日に、ヤマハからニュースリリース(↓)が出ていた。
「ニューノーマルに向けた新しい入試の形に挑戦。自動演奏機能付きピアノ『Disklavier』を活用し、日本と中国からドイツのピアノを遠隔演奏。」という長い枕詞がついている。
「感染症を気にしながら生活するスタイル」を「ニューノーマル」という言い方をしているようだ。この言葉、どのくらい定着しているのだろう?
パンデミックが終わってもいないのに「ポスト・コロナ」だとか「コロナ後」などと言う不見識さよりはマシかも知れないが、今一つよく分からない腑に落ちない言葉である。
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