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アルカディ・ヴォロドス
(ロシア、Arcadi Volodos)ブラームスの協奏曲第2番と変奏曲など4曲を弾いている音源が見つかったので、じっくり聴いてみた。ブラームスの曲はあまり知らないのだが、この演奏はいい感じである。正統派の弾き方(と思われる)がブラームスにあっているのかも知れない。好みで言えば、"Intermezzo & Capriccio"と変奏曲Op. 21 No. 1がとくに気に入った。
シューベルトのソナタは実に美しい。音色が際立っているし、デュナーミクの表現もいい。スクリャービンのソナタは、こういう曲なのでこういう弾き方になるのだろう。ビゼーの自身によるトランスクリプションは、まぁこういう一面もある、ということで、よくも悪くもないか…。
総合評価:A (A: 良い、B: 普通、C: 好みじゃない)
【主な音源】 ※「→A/B/C」は上記総合評価と同じ
Volodos plays Brahms
Piano Concerto No. 2, Op. 83
Theme and Variations, Op. 18b
Intermezzo & Capriccio, Op. 76 Nos. 4& 5
Variations on an Original Theme, Op. 21 No. 1
→A
F. Schubert: Sonata no. 18 D. 894 in G major (op. 78)
→A
Volodos Scriabin 7th Sonata
→B+
Pianist Arcadi Volodos plays his own transcription of Bizet's "Spanish Walz"
→B+