2014年7月11日金曜日

苦境のドビュッシー「アラベスク」あと3日、次に行くか?

ドビュッシーの「アラベスク 第1番」をあと数日で仕上げるのはかなり厳しくなってきた。これほどてこずるとは思わなかったが、まあ、これが今の実力ということ。あと一息という感じもあるのだが…。

で、とりあえずの悩みは、3日後に打ち切るか続けるか、打ち切るとすれば次の曲をどうするか、である。「アラベスク」がなかなか暗譜できなかったり、難所を攻略できなかったりで、まだ次の曲のことを考える余裕がなかったのだ。打ち切るのも何となく心残りであるし、さて、どうしたものか?


今の正直な気持ちを書いてみると;

①「アラベスク」はもう少し何とかしたい(時間がかかる?)
②でも、どうすれば何とかなるのか(練習方法行き詰まり?)
③次に弾きたい曲のイメージがない(もう1曲くらいフランス物?)

…と、こんな感じ。


で、仕方ないので、また1週間ほど「選曲週間」を作ってみるか、という気持ちに傾いている。とはいえ、前回は初めてフランス物をやるという明確な目的もあり、候補曲もたくさんあった。今は、ほとんどない。しいて言えば、前回の候補曲があるくらい。

【参考記事】




思いつくまま候補をあげてみる。曲の候補というより選び方の候補?

①もう1曲くらいフランス物をやるか?
 →候補曲は前回最後まで残った数曲

②フランスの次はロシアにでも行くか?
 →曲のイメージはあまりない

③ドイツ正統派でやってない作曲家はどうする?
 →シューベルト、シューマン、ブラームス、…

④もう少し現代に近い方に時代を進めてみるか?
 →作曲家は? 弾けそうな曲があるのか?

⑤心残りに再チャレンジするか?
 →ベートーヴェン「悲愴」の第1楽章? バッハ?

⑥その他(単なる思い付き)?
 →ゴルトベルクの「アリア」だけなら何とかなる?


ん~、とりあえず④と⑤はないかな、②と③ももう少しあとかな…。やっぱり①か? 気分転換に⑥もトライしてみるか…。

ということで、とりあえずエイヤッと来週1週間の練習メニューを作ってみた。

①ドビュッシー「アラベスク第1番」
 →通し練習を中心に少しでも「仕上げ」に近づける

②フランス物数曲のサワリ(最初の1ページ位?)だけ
 →候補曲は下記
  ドビュッシー:月の光
  ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
  ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
  アーン:ソナチネ ハ長調

③お遊びでバッハ:ゴルトベルクの「アリア」


ちなみに、②の「サワリだけ」という案は、元音大生のカミさんにはすこぶる評判が悪かった。しかし、そこは素人の趣味の特権。

ちょっとだけ言い訳をすると…。

いつか、ブランド・ピアノ(スタインウェイとかベーゼンドルファーとか)で試弾をしたいと思っている。そのときに、何曲かさらっと(暗譜で)弾けるとかっこいいではないか。

そのために、少ない曲を全曲やるよりも、たくさんの曲を少しずつ弾けるようにする、という選択肢もありなのでは…、と考えた次第である。(この言い訳も評判悪そうだけど…)


まあ、そんなわけで、来週1週間くらい「アラベスク」には名残を惜しみつつ、次の曲のイメージを作ってみようと思っているところである。(正確に言うと、この記事を書きながら考えをまとめたのだが…)



【関連記事】
《滑らかにゆっくり弾く練習:ドビュッシー「アラベスク」》


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