『現代のピアニスト30』という本で、「いま聴くべきピアニスト30人」にあげられた人のうち、私が名前も演奏も聞いたことのないピアニスト人を探索する旅もついに最後の1人となった。ブルーノ・リグットという人であるが、サンソン・フランソワの唯一の弟子だそうだ。
この記事(↑)が5月1日なので、2ヵ月ちょっとかかったことになる…。
■ ブルーノ・リグットのプロフィール
ピティナのピアニスト紹介ページからの引用。
ブルーノ・リグット(Bruno Rigutto、1945-)
イタリア人の父とフランス人の母の間にパリで生まれる。パリ音楽院でリュセット・デカーヴにピアノを、ジャン・ユボーに室内楽を学び、1962年にピアノで、1963年に室内楽でプリミエ・プリを獲得。その後、これまで弟子をとらなかったサンソン・フランソワの唯一の弟子となり、ロン=ティボー国際コンクールのほか、1963年にチャイコフスキー国際コンクールで入賞し、演奏活動を開始する。
これまで、カルロ・マリア・ジュリーニ、ロリン・マゼール、ジョルジュ・プレートル、スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ、クルト・マズア等の世界的に著名な指揮者と共演、パリ管弦楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、クリーヴランド管弦楽団、ベルギー国立管弦楽団などのオーケストラと共演している。
また室内楽でも積極的に活動し、アイザック・スターン、ムスティスラフ・ロストロボーヴィッチ、バーバラ・ヘンドリックス、ヨーヨー・マ、ジャン・ピエール・ブーレーズ、ピエール・アモワイヤル、パトリス・フォンタナローザ、アルト・ノラス等と共演し、絶賛された。
レコーディングでは、DECCA、EMI、FORLANE、DENON、LIRINXなどのレーベルで録音があり、そのうちいくつかはディスク大賞を受賞した。また1984年には指揮者としてデビューを果たし、数ヶ国で放映される映画やテレビシリーズのための音楽を作曲した。
現在はパリ音楽院で教鞭をとり、後進の指導にあたっている。
■ ブルーノ・リグットのYouTube音源
※残念ながら、YouTubeのなかでは私の好みの演奏を見つけることができなかったので、今回は音源をご紹介できない。ショパンを2曲ほど聴いてはみたのだが…。
ちなみに「ブルーノ・リグット」と日本語表記で検索すると、ピティナの音源がたくさん出てくる。ショパン、シューマン、ラヴェルなど。
■ 感想・お気に入り度
最後のピアニストなので、ちょっと心残りであるが、残念ながらお気に入りにはならなかった。
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