2014年7月28日月曜日

「ピアノの技量を計測する方法」がないものだろうか?

最近ピアノの練習に関して少し悩んでいることを3つほど書いてみた。




それ以外に、悩みということではないが何となく考えていることがある。それは「ピアノの技量を計測する方法」がないものだろうか、ということである。


1年半ちょっと、ほぼ毎日1時間の練習を積み重ねてきたわけだが、進歩したという実感がそれほどあるわけでもない。

たしかに始めた当初のことを思えば、ベートーヴェンの「悲愴」(第2・3楽章)とかドビュッシーの「アラベスク」や「ベルガマスク組曲:プレリュード」を練習できるようになった(弾けるようになった、と言いたいところだが…)のは、それだけでも相当の進歩と言えるかもしれない。


それぞれの曲にある「難所」もそのときどきでそれなりにクリア(ほぼクリア?)してきた。「アラベスク」の2:3のポリリズムも完全とまではいかないが、苦手意識はだいぶん薄らいできた。

一方で、相変わらず脱力して気持ちよく弾くことはできてないし、ミスタッチの確率も減ってないし、途中で止まるクセも直る気配さえない。自信を持って弾けて「自己満足」できるレベルには到っていない。

けっきょく、進歩しているとは思うものの、なかなか自分でも満足できるレベルには達していない、ということのようだ。それでも、どの程度進歩したのかを簡単に自己チェックできるようなものがあるといいのだが…、と考えてしまう。


学生時代の「勉強」を振り返ってみると、いやでも点数がついたり合格・不合格の判定が出たりするので、ある意味わかりやすかった。語学の勉強でもTOEICなどのテストを受ければ点数が出る。囲碁や将棋、あるいは柔道などでは級や段がつく。フィギュアスケートの採点でも技術力と表現力とが数字で出るようになっている。

そいういえば、ピアノのコンクールなどではどういう採点方法がとられているのだろう? やはり「技術点」と「芸術点」のような採点方式なのだろうか? まさか減点方式ではないだろう…。これも一度調べてみると面白そうである。


それはさておき、「ピアノの技量を計測する方法」である。

何かチェックシートのようなものがあるといいのかもしれない。基本的なスケールとかアルペジオとかの簡単なものから難しいもの(課題曲)をそろえておいて、それを一度でクリアできたら10点、少し練習して弾けたら5点、できなければ0点、とか…。

指の「回る」(速く弾ける)度合いをチェックする課題曲では、メトロノーム記号の数字が点数になる(速いほど高得点)とか…。


…失礼! ちょっと暑くて頭がぼけて、軽い「妄想」モードに入ってしまったようなので、この辺で筆を置きます(パソコンのキーボードですが…)。



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