今日はドビュッシーの「アラベスク 第1番」の最終日である。1ヵ月の予定が結果的には1ヵ月半となり、それでも終わってないので、2ヵ月はかかる曲だったのだろう。
とはいえ、少々飽きてきた(行き詰ってきた?)ところもあるので、3日前に設定した練習メニューに移ろうと思っている。
上の記事に書いた「練習メニュー」はこんな感じ(↓)であった。
①ドビュッシー「アラベスク第1番」
→通し練習を中心に少しでも「仕上げ」に近づける
②フランス物数曲のサワリ(最初の1ページ位?)だけ
→候補曲は下記
ドビュッシー:月の光
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
アーン:ソナチネ ハ長調
③お遊びでバッハ:ゴルトベルクの「アリア」
「アラベスク」は通しで毎回2回ぐらい弾いてみようと思っている。とりあえず目指すところは、許容範囲(2~3個以内)のミスで、止まらずに最後まで弾けるようにすること、である。
それと、「自分なりの曲の仕上がり」について、最近思ったことがある。ノーミスで弾けることも大切なのだが、自分なりに感情をこめたり、表情をつけることに意識が行くようになること、が一つの判断基準になるのではないか、ということである。
「アラベスク」のなかでも、それがある程度できる部分と、次の音なんだっけとか指使いが気になって、感情や表情にまで気が回らない部分とがある。
これが、曲を通して自分の弾きたいように弾けるようになる、少なくとも自分でそう感じるようになるレベルを目指す、というのが自分自身で判断できる基準になるのではないだろうか。一応、この1週間でそこを目指したいと思ってはいるが…。
で、メインは②の「選曲」を兼ねて、何曲かの譜読みをやることである。各曲の出だしの有名なフレーズくらいは暗譜で弾けるようになるといいのだが…、そこまでは1週間では難しいかもしれない。
この中で次の曲が見つからなければ、「ドイツ正統派でやってない作曲家」のシューベルト、シューマン、ブラームスくらいを当たってみようかと思っている。どんな曲があるのかも、実はよく知らない、自分の実力レベルにあった曲となるとまったく見当もつかない。まずは、曲の解説や楽譜のレベルで少し調べ始めてみるか…。
③の「アリア」は少し弾いてみた。何とかなりそうだが、装飾音符がうまく入らないのと、それもあって拍子がうまくとれない。
…と、こんな感じで、この1週間は比較的気楽に楽しみたいと思っている。週末に、次の曲が決まってないと少しあせってくるかも知れないが…。
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