2014年6月7日土曜日

「音楽と社会」:紹介&目次

読書メモ: 『バレンボイム/サイード 音楽と社会』
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紹介&目次
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『バレンボイム/サイード 音楽と社会』

バレンボイム、サイード (アラ・グゼリミアン 編、中野真紀子 訳)
(みすず書房、2004年7月)

※以下、Amazonから引用

【内容紹介】

世界的なピアニスト・指揮者のバレンボイム(イスラエル国籍)と、パレスチナについて真摯に語り続けるサイードとが出会う。パレスチナとイスラエルの音楽家を招いたワークショップの話、土地の問題化、音楽と社会を語る。

【目次】

自分にとっての本拠地とは
ワイマール・ワークショップで西と東が出会う
解釈者は「他者」の自我を追求する
アイデンティティの衝突はグローバリズムと分断への対抗である
フルトヴェングラーとの出会い
リハーサルの目的
パフォーマンスの一回性
サウンドの一過性
楽譜やテクストは作品そのものではない
サウンドの現象学〔ほか〕

【著者紹介】

ダニエル・バレンボイム
1942年ロシア系ユダヤ人の移民の子としてブエノスアイレスに生まれる。1952年にイスラエルに移住。1957年にピアニストとしてデビュー、1962年から指揮者としての活動をはじめ、1975年にパリ管弦楽団の音楽監督に就任(89年まで)、1981年以降はバイロイト音楽祭の指揮者としてほぼ毎年参加、1991年にシカゴ交響楽団の音楽監督、92年にはベルリン国立歌劇場音楽総監督に就任。世界を代表するピアニスト・指揮者である。 

エドワード・W・サイード
1935年イギリス委任統治下のエルサレムに生まれる。カイロのヴィクトリア・カレッジ等で教育を受けたあと合衆国に渡り、プリンストン大学卒業、ハーヴァード大学で学位を取得。コロンビア大学英文学・比較文学教授。2003年9月没。

アラ・グゼリミアン
1998年9月からカーネギーホールのシニア・ディレクター、芸術顧問。アスペン音楽祭とロサンゼルス・フィルハーモニーの音楽監督もつとめた。有名なカーネギーホール・トークのホストとして、名だたる音楽家たちとの対話を重ねている。



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