《鍵盤音楽史:現代》 52(+2)人目の作曲家は、マーティン・クトゥノウスキー(Martin Kutnowski, アルゼンチン, 1968-)。
2年前に「現代ピアノ曲のお気に入り 10曲」を探していたときに、"Five Tango Etudes" という作品でちょっと気に入った作曲家である。
マーティン・クトゥノウスキーは、アルゼンチン出身、1968年生まれの作曲家・音楽理論家・教師。現在、カナダのフレデリクトン(Fredericton)にある Saint Thomas University 等で教師をしている。
作品のほとんどは調性音楽で、スペインやアルゼンチンの音楽を取り入れたものが多い。
ピアノ関連作品は下記。出典は主に✏️Martin Kutnowski(Wikipedia/英語)。ピアノソロの 8.番以降はあとで出てくる CD から転記したもの。
ピアノソロ作品
- The Well Transfigured Clavier (1996)
- Lullaby for an Ancient Grandfather (1997)
- Postcards (1999)
- Five Tango Etudes (2001)
- Echoes, Pictures, Riddles and Tales (2005)
- Solfeggilonga (2006)
- Peter Emberley's Dream (2011)
- Five Argentinean Folk Pieces
- Watercolors for Ten Fingers
- Contemporary Collage I
- Contemporary Collage II
- Contemporary Collage III
ピアノ協奏曲
- Tango Rhapsody (2009)
2年前に YouTube で聴いて気に入った曲はこの "Five Tango Etudes" という曲 ♪ 弾いているのは Janet Hammock というピアニスト。
♪ Martin Kutnowski: Five Tango Etudes - Janet Hammock, piano
♪ Martin Kutnowski: Five Tango Etudes - Janet Hammock, piano
YouTube で一番まとめてピアノ曲を聴けるのは、たぶんこのプレイリスト(↓)。小品ばかりだが 51曲も入っている。ピアニストは Bertrand Giraud(ベルトラン・ジロー)という人。
元の CD は下記。
収録曲:
- Five Argentinean Folk Pieces
- Peter Emberley's Dream
- The Well Transfigured Clavier: V. Sarabande
- Solfeggilonga
- Watercolors for Ten Fingers
- Echoes, Pictures, Riddles, and Tales
- Contemporary Collage I
- Contemporary Collage II
- Contemporary Collage III
"The Well Transfigured Clavier: Sarabande" と "Peter Emberley's Dream" はこの CD(↓)にも入っている。この 2曲はなかなか美しく、こちらの方が音質がいいような気がしたので、個別の音源を載せておく。ピアニストは同じ Bertrand Giraud という人なのだが…。
ピーター・エンバーレイの夢
なお、この CD にはフルート、クラリネットを含めた作品も収められている。
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