来年 2023年の目標について色々悩んでいて…、場合によっては目標なしでもいいか…と思ったりもしたのだが、何となく「えいやっ!」と決めてしまった。
テーマはとくに決めていないが、「Mein Klavierbüchlein を作る」ことをメインにしようと考えている。他の 2つは、まぁ普通にやりたいと思っていること。
2023年の 3つの目標は下記。
- Mein Klavierbüchlein を作る
- ピアノ界の「今」を知る
- これまでの課題をクリアする
以下、簡単に説明する。
1. Mein Klavierbüchlein を作る
これは、英語で言うと "My Piano Booklet"。「レパートリーブック」と言ってもいいのだが、ちょっと気取って?ドイツ語にしてみた…(^^;)♪
以前から、いつでも暗譜で弾けるピアノ曲(レパートリー)が欲しいと思っていたのだが、「暗譜」の部分は諦めた。なので、楽譜を見ながらであればいつでも弾ける「持ち曲」みたいなものを数曲作りたいと思ったのだ。
「いつでも弾ける」ということは、難易度としてはかなり下げる必要があるかな?…と思っている。曲数についてもそんなに多くは無理だろうから、まずは 5曲くらいだろうか?(曲数は目標には入れないことにしたい…)
内容のイメージはまだ漠然としているが、何となく思っていることは…。
- 長さは見開き 2ページまで
- 止まらずに弾ける難易度・長さ
- 好きな曲で聴き映えのする曲?
- 自作曲があるとカッコいい?
具体的な候補曲はないので、その探索から始める必要がある。ただ、何も見つからない場合は 1曲目はバッハの平均律第1巻第1番のプレリュードにしようかと思っている。
あと「自作曲」と書いたのには、実はウラがある。
現代曲も入れたいのだが、ほとんどの現代ピアノ曲は難易度が高いので無理。…であれば、プロが作った現代曲を真似て、自分が弾けるレベルの曲を作ったらどうだろう?…という訳。そんなもの作れるかどうかは分からないが…(^^;)。
2. ピアノ界の「今」を知る
これは、ある意味《鍵盤音楽史:現代》の続き。このプロジェクトをやっていて感じたのは、57人でも足りない…ということ。重要な現代作曲家を何人も見逃していると思われる。
なので、来年もいろんな機会で遭遇した現代作曲家や現代ピアノ曲をチェックしていこうと考えている。音楽祭などでの「委嘱」とか「世界初演」とかを見逃さないようにしたい。
もう一つは、ピアニストたちの「今」。
とくに、期待している若手ピアニスト(藤田真央、中川優芽花、タロン・スミス、ヨアフ・レヴァノン等々)の活動や成長を見ていきたいと思っている。
今年も、ツォトネ・ゼジニゼくんやジャン・チャクムルくんが素晴らしく成長した姿(演奏)を見せてくれた(↓)♪
それと、ベテラン・ピアニストの意欲的な取り組みや新しい解釈(演奏)にも期待したい。
3. これまでの課題をクリアする
これが、ピアノの練習(上達)という意味では、本当は一番大事な目標かも知れない。
これまで、自分のピアノが練習によって上達することは、当然の(デフォルトの)目標だと思ってはいたのだが、思うように上達しない中で、曖昧(棚上げ?)にしてきたことがたくさんある。例えば…
- 正しい弾き方の習得
- 基礎練習の積み重ね
- 止まらずに弾くこと
- レパートリーを持つこと
- 弾きたい曲(難しい曲)を弾く
この中で、「レパートリー(持ち曲)」については単独の目標「Mein Klavierbüchlein を作る」としてやっていきたいと思っている。
で、3. の「止まらずに弾くこと」も、実はこの「持ち曲」についてはある程度?できるようにしたいと考えている。
「正しい弾き方」はなかなか難しいが、その一助となると信じて「基礎練習」はやるつもりである。今年「スケール」をやったので、来年は「アルペジオ」(ハノン41番)かな?
5. は「弾きたい曲」をもう一度よく考えることと、思い切ってチャレンジすることが必要になる。無理を承知しながらも何としても練習したい曲を吟味しながら探してみたい。
これまでも、ときどき気が向いたときにやってきた「旧ブログ記事の引越し」作業。いつまでも引きずっているのもどうかと思うので、来年中に完了したいと思っている。
といっても、あと 570本もあって、そう簡単な話ではない。単純計算で、毎月 48本ほどの記事を引越さなければならない…(^^;)。でも、頑張りたい。
今回の目標は最初に「えいやっ!」と書いたように、熟考した末に決めたわけではない。…ので、始めてみて「あれっ!?」ということになる可能性もある。
…のだが、まぁ、とりあえずこれで始めて(見切り発車?)、途中どうしてもうまく行かなければ「軌道修正」というのもあるワケで…(^^;)。
0 件のコメント:
コメントを投稿