ぴあのピアノ♪: Gramophone Awards 2021「ピアノ部門」が独立 ♪ ノミネートされたのは？

2021年9月8日水曜日

"Gramophone Classical Music Awards 2021" の Shortlist（ノミネート）が 9月1日に発表されたが、今年から新たに "Piano" 部門が、"Instrumental" 部門から独立して設けられた。

その「ピアノ部門」にノミネートされた 6つのアルバム（CD）には、嬉しいことに、まったく新しいバッハの「平均律」を聴かせてくれたアンデルシェフスキも入っている…(^^)♪

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"Gramophone Classical Music Awards" は毎年秋に、音楽評論家や音楽家、業界関係者などによって選ばれる。11部門それぞれで、ノミネートされた中から一つが選ばれ、さらにその中から一つが "Recording of the Year" として 10月5日に発表される。

今年のピアノ部門でノミネートされたのは下記。

Piotr Anderszewski : J.S.Bach Das wohltemperirte Clavier, Book 2 - selections
Behzod Abduraimov : Chopin Preludes, Op 28 Debussy Childresn's Corner Mussorgsky Pictures at an Exihibition
Benjamin Grosvenor : Liszt Piano Sonata, Berceuse, Three Petrarch Sonnets, Réminiscences de Norma de Bellini, Schubert/Liszt Ave Maria
Marc-André Hamelin : "Opera Transcription & Fantasies" (Liszt - Thalberg)
Jean-Efflam Bavouzet : Piano Sonatas (Clementi, Dussek, Hummel, Wölfl)
Paui Lewis, Steven Osborne : "French Duets" (Debussy, Fauré, Poulenc, Ravel, Stravinsky)

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私の一押しはアンデルシェフスキのバッハ ♪ この CD と同じ構成のリサイタル動画を聴いたときは本当に感激した ♪

今年知ったベフゾド・アブドゥライモフ（Behzod Abduraimov）も悪くないのだが、曲によってかなり印象が異なる。

ベンジャミン・グローヴナー（Benjamin Grosvenor、1992-）は、下記の記事を書くきっかけとなった「海外若手ピアニスト8選」という記事で初めて名前を知った。

そのときはあまり気にしていなかったが、今回ノミネートされた CD（下記プレイリスト）を少し聴いてみた。リストのソナタはやや線が細い印象。いい感じのところもあるが、全体的にはあまり好みではない…かな…？

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ちなみに最近受賞したピアニストを挙げてみると…。（出典：Wikipedia）

2018年

2019年

Artist of the Year: Víkingur Ólafsson
Recording of the Year: Saint-Saëns: Piano Concertos #2 and #5. Bertrand Chamayou
Instrumental: The Berlin Recital. Yuja Wang

2020年