2021年9月13日月曜日

Bach100: リュートのための「パルティータ ハ短調」BWV997 ラウテンヴェルクの演奏がいい ♪

「J.S.Bachの作品100曲を聴く」《Bach100BWV🎧》プロジェクト、今日はリュートのための「パルティータ ハ短調」BWV997 。「組曲 ハ短調」と呼ばれることもある。

リュートよりも「ラウテンヴェルク」(Lautenwerk)=「リュート・チェンバロ」の響きの方が個人的には好きだった ♪


BWV997 🎼バッハ(1685-1750)の作品一覧/Wikipedia


プレリュードとフーガの後に古典組曲の後半部分(サラバンド、ジーグ、ドゥーブル)が続くという少し変わった構成になっている。

  1. Preludio
  2. Fuga
  3. Sarabande
  4. Gigue
  5. Double (Gigue の変奏) 


まず聴いたのは、ドイツの奏者コンラート・ユングヘーネル(Konrad Junghänel、1953〜)の演奏。バッハのリュートの「定番」といわれることもある演奏。

YouTube では、"Double" が見つからなかった。






で、YouTube の検索リストにちょっと面白い CDジャケット(ラウテンヴェルクの絵)があったので、「ラウテンヴェルク」の音を聴いてみた。ハンガリーの古楽器奏者・楽器製作者のゲルゲイ・サルコジ(Gergely Sarkozy)という人の演奏。

リュートも悪くないのだが、個人的にはこちらの演奏(音)の方が好きだった ♪



気になったラウテンヴェルクの絵がついた CDジャケットはこれ(↓)。




ラウテンヴェルクというのはバロック時代特有の楽器で、「チェンバロに金属弦の代わりにリュートで用いられるガット弦を張ったもの」あるいは「リュートの本体に鍵盤を付けたもの」だったようだ。チェンバロよりも柔らかな音色を持つ。

英語の Wikipedia(✏️Lautenwerck)にも写真が載っているが、下記記事の写真の方がきれいだったのでお借りした ♪ たぶん、復元されたもの。

✏️幻のクラヴィア(ラウテンヴェルク)(弘前りんご_新参者の宝塚日記)


photo by Andreas E. Beurmann


あと、お気に入りのチェンバロ奏者、ジャン・ロンドー(Jean Rondeau)の編曲・演奏もあったので、これも聴いてみた。なかなかいい ♪ 別の曲のようだ。






下記 CD の 1曲目に入っている。

イマジン~J.S.バッハ:チェンバロ作品集




以上、主な参考記事は下記。

✏️ バッハとリュート(2) バッハのリュート独奏(音楽の部屋>バッハと音楽)

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