リーズ国際ピアノコンクールの結果が出た。
日本の小林海都くんは惜しくも 2位。優勝したのはカザフスタンのAlim Beisembayev、3位にはイスラエルの Ariel Lanyi が入った。
公式サイトの発表は下記。
✏️Results
1位〜5位は次の通り。
- Alim Beisembayev (23, Kazakhstan)
- Kaito Kobayashi (25, Japan)
- Ariel Lanyi (23, Israel)
- Dmytro Choni (28, Ukraine)
- Thomas Kelly (22, United Kingdom)
その他、"Royal Liverpool Philharmonic Society Award" と "medici.tv Audience Prize" を Alim Beisembayev が、"Yaltah Menuhin Prize" を小林海都くんが受賞している。
実は、今回のリーズは、クォーターファイナル〜セミファイナルあたりで個人的には興味を失ってしまった。これといって面白い演奏に出会えず、私の「お気に入り」ピアニストの候補になりそうな人が見つからなかったからである。
それでも、パラパラと聴いてはいたのだが、印象は変わらなかった。
今回のコンペチタは比較的「粒ぞろい」だったような気がする(セミファイナリストあたりから…)。みんな上手い、というか音はきれいでしっかり出ているし、きちんとした演奏になっている。
…でも、個人的な感想としては「面白くない」、何かワクワクさせてくれるものが少ない…という印象だった。優等生たちのハイレベルの発表会…(^^;)?
ピアノの先生たちの評判は良かったのではないか?…と想像する。
ファイナルの演奏も、medici.tv の特設サイト(↓)でざっと聴いてみた。
上位 3人の演奏はそれほど差があるとは思えない。そういう意味では、小林海都くんが 1位でもおかしくなかったのでは…と思うのだが、まぁ、審査員の判断なので…。
🎦#LeedsPiano2021(medici.tv)
…ということで、私にとってのリーズ国際ピアノコンクール、というよりコンクールによる「お気に入り」ピアニスト探し?…はあっさり終わってしまった。
期待はやはり秋のショパン国際ピアノコンクールかな…(^^)?
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