第2楽章の Largo が「バッハのアリオーソ」として親しまれている。原曲はヴァイオリン協奏曲 ト短調とされているが、これはバッハ自身の作かどうか不明。チェンバロ、ピアノ、ヴァイオリン、オーボエで聴いてみた。
BWV1056 🎼バッハ(1685-1750)の作品一覧/Wikipedia
「急・緩・急」の 3楽章からなる。第1楽章(アレグロ・モデラート)と第3楽章(プレスト)はリトルネッロ形式。
第2楽章(ラルゴ)は「バッハのアリオーソ」として有名で、アルフレッド・コルトー、ヴィルヘルム・ケンプなどによってピアノソロ曲としても編曲されている。また、教会カンタータ BWV156「片足は墓穴にありてわれは立つ」のシンフォニアにも使われている。
オランダバッハ協会の演奏で聴いた。チェンバロは、Siebe Henstra(シーベ・ヘンストラ、オランダ、1958-)という人。
使われている楽器は "Bruce Kennedy, 1989 after Michael Mietke" と書いてあるので、第4番の演奏で使われているものと同じかも知れない。
ピアノの演奏では、やはりグレン・グールドがいい ♪
でも、ピリスさんの優しい演奏もとてもいいと思う…(^^)♪
復元されたヴァイオリン協奏曲ト短調を Isabelle Faust(イザベル・ファウスト、ドイツ、1972-)という人のヴァイオリン、Bach-Collegium Stuttgart の演奏で聴いた。
どちらかというと、チェンバロやピアノの方が好きかも…。
BWV1055R はオーボエで演奏されることもある?ようで、Christian Hommel(クリスティアン・ホンメル、ドイツ、1963-)という人の演奏を聴いてみた。Helmut Müller-Brühl 指揮の Kölner Kammerorchester との共演。
ヴァイオリンよりオーボエの方が、個人的にはしっくりくる感じ…。
ピアノソロ編曲もコルトーとケンプを、両方とも本人の演奏で聴いてみた。いい感じ ♪
※追記(7月10日 16:50)
最後に、教会カンタータ BWV156「片足は墓穴にありてわれは立つ」をオランダバッハ協会の演奏で聴いた。ここでもオーボエが使われている。
以上、主な出典記事は下記。
✏️チェンバロ協奏曲 (バッハ)(Wikipedia)
✏️大バッハのチェンバロ協奏曲 第5話 チェンバロ協奏曲第5番へ短調BWV1056(祐仙の自己満足の自己愛わーるど)
0 件のコメント:
コメントを投稿