今月は、いろんな作曲家のピアノソナタから「ちょっと難しそうだけど何とか弾けるかも」という楽章を、ゆっくり時間をかけて探そうと思っていた。
…のだが、早くもネタ切れ?になってしまった。
「ピアノソナタ難易度マップ!」を作ってみて改めて分かったのは、ピアノソナタはやはり難しい!ということだ。「当然でしょ!」という声があちこちから聞こえてきそうだが…(^^;)。
で、ショパンとかシューマンとかの楽譜も一応見て、弾いてみて…。あまり聴いたことのないブラームスのソナタ3曲を聴いて、ちょっと試しに弾いてみて…、などとやっていたのだが、結局、今回はベートーヴェンかシューベルトしかないという結論に達した。
何となくモーツァルトの気分ではなかったし、ラフマニノフとかスクリャービンとかリストとかは楽譜を見るまでもなく無理…。と思いながらも、プロコは3曲ほど見てしまったのだが、結果は昨日(↓)ご報告したとおり…。
で、最終候補に残ったのは、ベートーヴェン:3番の第2楽章と13番の第1楽章、シューベルト:13番の第2楽章と14番の第1楽章となったのだが、結局は「シューベルトの14番第1楽章」(冒頭の楽譜)に決定した。楽譜で7ページとちょっと長い。
フランツ・シューベルト:ピアノソナタ 第14番 イ短調
Sonate für Klavier Nr.14 a-moll D784 Op.143
(1823年) [22'00"]
第1楽章 / Mov.1 Allegro giusto [12'30"]
選定の理由は、たぶんいくつかあるが、去年12月1日に聴いたルカくん(リュカ・ドゥバルグ)のリサイタルの影響も大きいかも知れない。リサイタルに備えて何度か予習しているうちにこの曲が好きになってきたのかも…。
改めて上の「予習記事」を読むと、「幻想曲のヴィルトゥオジティを受け継ぎつつ…」という曲の解説があって、「ヴィルトゥオジティ」という言葉にちょっと恐れをなしそうになる…。
いや!ここは「怖いもの知らず」でいこう…!(^^)!♪
試し弾きで感じたのは、曲の作り自体はそんなに複雑ではないが、シューベルト独特の繰り返しとか、突然の強弱の変化とか、どう弾くか?悩むところはたくさんありそうだ。
技術的に苦労しそうなのは、オクターブ、長いトリル、速い付点音符とか…。「練習材料」には事欠かないと思われる。
こだわりたいのは、第2主題のメロディーを際立たせて美しく弾くこと。
まぁ、素人ピアノファンとしては、それらしく聴こえるレベルで弾ければ、まずはOK(自己満足 ♪)なのだが…。
…ということで、選曲期間は4日間であっけなく終わり、昨日からシューベルトのソナタの譜読みを開始した…(^^)♪
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