「今年の目標」の一つに「技術(メカニカル)練習」を取り入れることを掲げた。
いくつかの教本なども考えてはみたが、そんなに時間をかけずにできそうなもの(毎日少しずつやれるもの)として、やはりハノンをやることにした。
ところが、家の中(楽譜棚)を探しても「ハノン」がない。で、IMSLP を見てみると、30個のパターンを4ページにコンパクトにまとめたもの(↓)が見つかった。
で、これを一つずつ、手に馴染むまでやってみようと思っている。No.1 は以前やっていたので、No.2から始めたところだ。意外に、じゃなくて予想通り、すんなりとは行かない。
それともう一つは、練習している曲の中から「技術課題」を取り出して、それを克服するための練習も重点的にやることにした。
…のだが、最初の曲、シューベルトのピアノソナタ14番1楽章は、幸か不幸か「技術課題」満載なのだ。オクターブとか長いトリルとか付点音符とか…。
その中から、一番苦手な付点音符、「付点8分音符+16分音符」の連続を練習することにした。…というかこれがうまく弾けないとこの曲自体がサマにならない…。
他の教本(ツェルニーとか)から練習曲を持って来る、というやり方もあると思ったのだが、曲の中の該当箇所がわりと基本的なパターンなので、今回はそれをそのまま使うことにした。
要は、部分反復練習を譜読みが終わる前に始めるということになる。
いくつかのパターンを見てみると…。
①左手オクターブの連続
②左手オクターブ+右手重音
③右手単旋律
④右手和音
⑤両手和音
これらを、順次練習していこうと思っている。
ちなみに、付点のリズムがうまく弾けるようになるコツのようなものがないかと、ネットで調べてみたが、なかなかこれというのはなさそうだ。
リズム練習(リトミック)をしましょうとか、「タタタタ」と頭の中で数えましょうとか、中にはスキップを練習しましょうとか…(^^;)。
もしかして効果があるかも…と思ったのは、「タタタタ」の代わりに4音節の言葉を使うというもの。例えば「フランス」。「ス=16分音符」の方がぜんぶ「タ」よりはやりやすいかも知れない。
ただ、この曲の場合テンポが速いので、もう少し言いやすい言葉を探す必要がありそうだ。ちょっと試してみようかと思っている。
さて、どうなることやら…?「技術練習」の効果やいかに?
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