近況(練習状況)報告、今日は曲の構造分析?と全体の練習計画について。
シューベルトのピアノソナタ第14番の第1楽章を練習中であるが、私にとっては少し長い曲なので、練習しやすいブロックに分けて、計画を立てようと思った。
ソナタ形式になっているはずなので、提示部・展開部・再現部とか第1主題・第2主題を自力で分析?しようと思ったのだが、なかなか難しい。
そこで、いつものネット検索の出番。…なのだが、この曲、あまり人気がないのか、ほとんど情報がない。
仕方がないので、断片的なネット情報をもとに、ない知恵を絞って、どちらかというと自分の練習に都合がいいようにブロック分けしてみた。なので、この分析結果は信用なさらぬよう…(^^;)。
なお、「展開部」は結構長くて、明らかに2つの部分に分かれているのだが、その名称がよく分からない。なので、とりあえず「part 1」「part 2」とした。
分析?の結果を表にして、練習状況をつけたのが下の図。数字は小節番号。難所がたくさんある…。
これまで、思いつくままに練習してきたので、進み具合が「まだら模様」になっているのが一目瞭然。
大まかに言うと、そのブロックを通して弾けるくらいになっているのが「部分通し?」と書いたところ。難所などの部分練習をやっているのが「部分練習」と書いたブロック。「未着手」のところは、譜読みは終わっていて、たまに弾いてみたりはしている部分。
「暗譜中」と書いたところはそろそろ暗譜しようかと思い始めているブロックだ。難所の1〜5があるブロックは、何となく覚え始めてはいるが、まだ暗譜とかいう段階ではない。
現在、一番時間をかけて練習しているのは「付点音符」。
今年から「ハノン」をほんの少しだけ取り入れて、最初の5〜10分をメカニカル練習に当てているのだが、そこでも付点の練習をしている。
そのあと、右手単旋律の付点→左手オクターブの付点→両手での付点、といった感じで部分練習を先に行う。
そこ(両手付点の難所1)からそのまま推移部を経て、お気に入りの第2主題をやって、反復記号でやっと曲の頭に戻る…。大まかに言うと、そんなルーチンになっている。
全体的な進み方としては、前回《シューベルト:ピアノソナタ14番:出だし順調 ♪》と書いたわりには、その後の進捗は芳しくない。
やはり、付点の難所と、もう一つオクターブの難所が、なかなかうまくいっていないことが主な原因だと思われる。ここは、避けては通れないので今は我慢のしどころ…。
…というか、今のところまだ練習が楽しいので「我慢」をしている訳ではないが。
ただ、「3:1」のリズムにこだわりすぎて全体の流れが悪くなっていることに最近気がついたので、リズムを正確にする練習と、フレーズをちゃんと弾く練習は、少し分けてやろうかと思っている。
気がつけば、今年ももう2週間以上が過ぎたわけで、ここらで少し気合いを入れないとズルズル行きそうだ…。
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《シューベルト:ピアノソナタ14番:出だし順調 ♪》
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