『ハーバード大学教授が語る「老い」に負けない生き方』
【読書メモ】
●何事も自分で考えて決めることで若返る
・悪弊:年寄りを子供扱いする、過保護にする
※自分で自分を年寄りだと思って甘やかす危険もある…
●心が若ければ体も若くなる
・心と体は一つ、つながっている
・プラシーボ効果:治ると思う(信じる)ことで本当に治る
→若い・健康と思えば若くなる・健康になる
→運動していると思えば運動の効果が高くなる
※ピアノ上手いつもり、いい練習をしていると思うこと?
●物事や人間に「絶対」はない→「思い込み」に気がつき減らすこと
・「健康〜病気」はグレースケール、かつ常に変化する
※「老化」もいろんな情報に思い込まされている
・現実の私となれるかも知れない私は違う
→可能性を現実にするには出来ることから始める
→今できないことで出来たらいいと思うことは何?
●健康は自分でコントロールできる
・自分の体を一番知っているのは私
→私のことに関する専門家は私自身
・医者の「診断」は一つのレッテル(一般的可能性)でしかない
・心で健康だと思うことで健康が現実化する
→「マインドフル」コントロール
これは機器を使わない「バイオフィードバック」
・「正しく見る」(人は見たいものしか見ていない)
●人はみなそれぞれ違うことを再認識すること
・数字に惑わされない
※同じ測定条件などないのに「正常値」?
・統計(一般論)は信じるものではない
→相関関係と因果関係は違う
→平均への「回帰」(長い目では平均に戻っていく)
●「プライム」「ステレオタイプ」に要注意!
・「プライム」
→ある行動・感情のきっかけ(制約)となるもの
→本人が気がつかないことが多い
(白衣を見ると偉い医者、正しい診断と思い込む…)
・世界はプライムでできていることを認識すべし
●「言葉」の制限する力に要注意!
・「思い込み」「レッテル」「診断」「常識」「みんな〜」等
・これらの実態を正しく認識してコントロールすること
※最近注意すべきは「メディア」の「情報」
(「情報」という皮を被ったウソ・デマ・マインドコントロール)
※自分にピアノの「初心者」とか「下手」とかのレッテルを貼らない?
●自分にとってよい影響を自分で選ぶこと
・主役は自分←→医者などの専門家(複数)は相談相手
→健康を考える人
→自分の専門家、自分の情報を医者などに伝える主体
→決める人、コントロールする人
※医者などは不特定多数を相手にするので、
一般化された「架空の標準的人間」の「診断」をする
→もっと個人を見るべきだが…
●「寛解」(症状がなくなった)と「治癒」(完治した)
・風邪は「再発」と言わないのにガンは「再発」
→ガンも「治癒」と言うべき→再発ではなく別のガン…
・「言葉」の持つ力の大きさに注意
・心が諦めてしまうと体に悪影響が出る
●方法1:なぜならリストアップ
・私は健康だ、なぜなら→理由を列挙
・私は病気だ、なぜなら→理由を列挙
・その理由が本当の状態
●方法2:レッテル剥がし
・自分に貼られたレッテルを剥がす
・自分の状態を描写する言葉を選ぶ
・その言葉は自分が望む方向に行くための表現を
・自分=「状態+進むための言葉」にきちんと目を向ける
→マインドフル
●言葉以外のものにも要注意
・言葉にならないサイン・態度、沈黙、表情・トーン…
→それが隠しているものを認識する
→不確実性であれば不確実な状態そのものを認識
●高齢者は若い人のために若い人が設計した環境で暮らすことを強いられている
・変わるべきは高齢者ではなく「環境」の方
●「変化」と「劣化」や「老化」は別物
・人間の「発達」の後半を「老化」という言葉でネガティヴにしてはならない
・私は一生、死ぬまで発達し続ける生き物である
※私のピアノの腕はこれからも進歩し続ける!
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