2016年5月12日木曜日

ラヴェル「クープランの墓」の楽譜を買った ♪

『ラヴェル・ピアノ曲集 VII: クープランの墓』の楽譜を買った。





といっても、自分で弾くためではない。元音大生のカミさんが「ラヴェル、やろうかな〜♪」と言い出して、この楽譜をご指名だったのだ。

このシリーズがいいのは、何と言っても、ラヴェルの高弟であったペルルミュテールがラヴェル自身の指導や考え方を自分の楽譜に書き込んだ、その楽譜を元にしていることだ(ということらしい…)。


作曲家自身がその自作を一流のピアニストにレッスンして、そのときのレッスン内容を書き込んだ楽譜というだけで、なんだかすごそうだ。

作曲家の「自筆譜」というのはよく話題になったり、展示されていたりするけど、こういう「自レッスン楽譜」?というものの価値って、どうなんだろう? たしか、ショパンが弟子にレッスンした楽譜も残っているという話を聞いたことがあるが…。


我が家には、『Ⅱ. 水の戯れ』と『Ⅲ. ソナチネ』の同じシリーズの楽譜があるのだが、ソナチネの方にはそのペルルミュテールがいろいろ書き込んだ楽譜の写真が1枚ついている(↓)というのを今回発見した。これは第3楽章の冒頭。




パッと見では、私の書き込み楽譜と色使いも似てるし…と思ったが、すごいのはその内容だ、きっと…。で、その書き込みが、青い字でこの楽譜にも印刷されている(↓)。




書き込みの内容は「レッスンの指示、自らのメモ、ぺダリングの工夫、フレージングの強調、込み入った音符を右左手いずれで取るか」など「実用性の高い情報」である、と解説してあった。

また、翻訳者の岡崎順子さんも、「1981年よりペルルミュテールに師事。1985年パリ・エコールノルマル音楽院ピアノ演奏科卒業。1989~90年、ペルルミュテールのマスタークラスの通訳を務め、爾来、パリで演奏活動を続ける」というピアニストだそうだ。


ちなみに、このシリーズを見てみると、2000年の『Ⅰ. 古風なメヌエット、亡き王女のためのパヴァーヌ』から始まって、ポツポツと出ている。「ラ・ヴァルス」とかがないから、この先も続くのだろうか?

既刊の6冊は下記。

Ⅰ. 古風なメヌエット、亡き王女のためのパヴァーヌ
Ⅱ. 水の戯れ
Ⅲ. ソナチネ
Ⅳ. 鏡 
Ⅴ. 夜のガスパール
Ⅵ. 高雅で感傷的なワルツ


今回買った『ラヴェル・ピアノ曲集 VII: クープランの墓』は、実は5月21日の発売である。

ところが、アマゾンで予約販売をしていて、よく見ると、3,020円の定価なのに 2,592円になっている。予約なので割引なのか、ずっとこの値段なのか分からないが、このおトク感にひかれてポチッと買ってしまった次第…(^^;)。

こんな楽譜を使って、自分自身も練習してみたいと思うのだが…、ラヴェルはまだ無理かな? 今年中には「亡き王女のためのパヴァーヌ」あたりに挑戦してみるか…?



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