ピアノ関連のニュースをチェックしていたら、2024年の年間ランキングの記事(↓)を見つけた。Yunchan Lim がポピュラー音楽(Pops)でも何かのトップになったのか?…と思ったら、普通にクラシック(Apple Music Classical)のランキングだった。
上位 5のうち 3人(4人?)がピアニストってすごい! それにしても、まだ 1カ月もあるのに「年間」ランキング出すんだ。(もしかして 12月〜11月の統計?)
✏️Yunchan Tops Apple Pops(Slipped Disc)
- ‘Chopin: Études’, Yunchan Lim
- ’Sleep’, Max Richter
- ‘Saint-Saëns’, Lang Lang, Gina Alice, Gewandhausorchester, Andris Nelsons
- ‘72 Preludes’, Mao Fujita
- ‘Legends, Myths and Lavender’, Stephan Moccio
Max Richter と Stephan Moccio は、私の感覚ではクラシック音楽というより「現代アート」みたいな印象。話題にはなったのだろうが、個人的にはあまり興味なし…(^^;)。
✏️マックス・リヒターが語る、デジタル時代における「SLEEP」の重要性。「寝るという行為そのものが抵抗」(美術手帖)
✏️ステファン・モッキオ/ 南フランスの伝説のスタジオから届いた、真実を奏でるピアノ・ソロ・アルバム(UNIVERSAL)
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ユンチャン・イム(Yunchan Lim、韓、2004 - )のショパンは以前にも聴いたことがある。きれいな音で上手いと思うのだが、味わいのようなものをあまり感じない。まぁ、まだ若いので今後に期待かな…?
♪ ショパン:練習曲集/ イム・ユンチャン:アルバム
ラン・ラン(Lang Lang、中、1982 - )の演奏は久しぶりに聴いた。「動物の謝肉祭」はよく分からないが、サン=サーンスピアノ協奏曲第2番は聴き応えのある素晴らしい演奏だ ♪
ラヴェルやドビュッシーがあるかと思えば、ほとんど知らない女性作曲家の曲が入っていたり、CD 全体の趣旨?が捉えどころがない印象だが、「フランス音楽のカーニバル」と言われればそんな気もする…(^^;)?
藤田真央(1998 - )くんのこのアルバムはリリースされたときに少し聴いたことがある。
今回改めて聴いてみたが、正直に言うとあまり好みの演奏ではない。まぁ、真央くんに対する期待の大きさの裏返しかも知れないが、もっと聴き応えのある演奏が聴きたいと思う。
おまけ。Apple のは早過ぎる年間ランキングだと思ったら、他(↓)にも出ていた…(^^;)。
✏️2024年タワーレコード クラシカル年間TOP40(Tower Records)
こちらは「クラシック輸入盤TOP40」で、ピアニストが登場するのは下記の 11枚。こちらでは、国内なので?…藤田真央くんが 1位 ♪
- 1位 72 Preludes - ショパン/スクリャービン/矢代秋雄: 24の前奏曲 藤田真央(P)
- 8位 シューベルト マウリツィオ・ポリーニ/ダニエレ・ポリーニ(P)
- 9位 ウィーン・リサイタル ユジャ・ワン(P)
- 19位 シューマン&グリーグ:ピアノ協奏曲 レオンスカヤ(P)、M.ザンデルリンク(指揮) ルツェルン交響楽団
- 21位 ブラームス:ピアノ協奏曲第1番&第2番、ピアノ小品集 イゴール・レヴィット(P)、ティーレマン(指揮) ウィーン・フィル
- 22位 ショパン:練習曲集 イム・ユンチャン(P)
- 23位 サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番、組曲≪動物の謝肉祭≫他 ラン・ラン(P)、ネルソンス(指揮) ゲヴァントハウス管弦楽団
- 32位 ラフマニノフ:ピアノ協奏曲全集、パガニーニの主題による狂詩曲 プレトニョフ(P)、ケント・ナガノ(指揮) ラフマニノフ国際管弦楽団
- 34位 ラスト・コンサート・イン・ポーランド ルービンシュタイン(P)、チシ(指揮) ウッチ・フィル
- 36位 Rachmaninoff for Two ダニール・トリフォノフ、セルゲイ・ババヤン(P)
- 40位 ブルックナー:ピアノ作品集 児玉麻里(P)
8位の CD はポリーニ最後のアルバム。
40位、児玉麻里さんの『ブルックナー:ピアノ作品集』にはちょっとビックリ。ブルックナーってピアノ曲も作っていたんだ。しかも、今年2024年はブルックナー生誕200年だったらしい…ということを年末になって知った…(^^;)。
これは一度聴いてみないと…♪
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