今年 3月、82歳で亡くなったマウリツィオ・ポリーニの最後の録音(2022年6月)が CDアルバムとなってグラモフォンより 10月にリリースされることになった。
息子であるダニエレと共に弾いた「4手のための幻想曲 ヘ短調 D.940」を含む、シューベルトの作品を収めたアルバムになっている。
✏️永遠の巨匠、ポリーニ。生前最後の録音『シューベルト』発売決定!(Universal Music Japan)
録音は、ポリーニがドイツ・グラモフォンからのデビュー盤から愛用してきたミュンヘンのヘラクレスザールで 2022年の 6月に行われた。
収められている曲は下記の通り。
- ピアノソナタ第18番ト長調 D.894(Maurizio)
- 楽興の時 D.780(Daniele)
- 幻想曲 ヘ短調 D.940(プリモ:Maurizio、セコンド:Daniele)
YouTube などで「幻想曲 ヘ短調」の第1楽章が先行配信されている。Amazon での全曲配信は 10月25日からとなっている。
ポリーニは、私が学生だった頃から聴いている数少ないピアニストの一人。昔は YouTube などなかったので、自分で買ったレコードと FM放送だけが頼りだった…(^^;)。
でも、このところかなり頻繁にポリーニにお世話になっている(素晴らしい演奏を聴かせてもらっている)。
最近も、モーツァルトのピアノ協奏曲全曲を順番に聴いているが、その中で何度もポリーニの素晴らしい演奏に出会っている。
今年前半にバッハの鍵盤作品を聴いたときも…♪
2020年のベートーヴェン生誕250周年のときも…♪
これからも、ポリーニの残した膨大な素晴らしい音源にお世話になることだろう。そのことには、本当に心から感謝したいと思う。
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