2024年9月17日火曜日

ポリーニ、最後のアルバムはシューベルト、息子ダニエレとの共演

今年 3月、82歳で亡くなったマウリツィオ・ポリーニの最後の録音(2022年6月)が CDアルバムとなってグラモフォンより 10月にリリースされることになった。

息子であるダニエレと共に弾いた「4手のための幻想曲 ヘ短調 D.940」を含む、シューベルトの作品を収めたアルバムになっている。





録音は、ポリーニがドイツ・グラモフォンからのデビュー盤から愛用してきたミュンヘンのヘラクレスザールで 2022年の 6月に行われた。

収められている曲は下記の通り。

  1. ピアノソナタ第18番ト長調 D.894(Maurizio)
  2. 楽興の時 D.780(Daniele)
  3. 幻想曲 ヘ短調 D.940(プリモ:Maurizio、セコンド:Daniele)


YouTube などで「幻想曲 ヘ短調」の第1楽章が先行配信されている。Amazon での全曲配信は 10月25日からとなっている。


💿シューベルト:ピアノ・ソナタ第18番、幻想曲ヘ短調 他


ポリーニは、私が学生だった頃から聴いている数少ないピアニストの一人。昔は YouTube などなかったので、自分で買ったレコードと FM放送だけが頼りだった…(^^;)。

でも、このところかなり頻繁にポリーニにお世話になっている(素晴らしい演奏を聴かせてもらっている)。

最近も、モーツァルトのピアノ協奏曲全曲を順番に聴いているが、その中で何度もポリーニの素晴らしい演奏に出会っている。



今年前半にバッハの鍵盤作品を聴いたときも…♪


2020年のベートーヴェン生誕250周年のときも…♪



これからも、ポリーニの残した膨大な素晴らしい音源にお世話になることだろう。そのことには、本当に心から感謝したいと思う。



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