2024年10月1日火曜日

▼モーツァルト K.394のフーガ:テンポアップして練習はさらに面白くなってきたが…

モーツァルトの「幻想曲とフーガ ハ長調 K.394」のフーガ、練習開始から 6週間。そんなに長く練習している感覚がないのは、それだけ進歩が遅いということだろう…(^^;)。

少しテンポを上げて部分練習をしているが、ほんの少しテンポを上げただけで弾けなくなる箇所が多く、なかなか先が見通せない状況である。




ただ、テンポを上げることで、この曲の面白さがさらに分かって来たりもするので、練習は結構楽しい ♪ 1カ月半近くやってもまったく飽きない。

実質的には「部分練習」なのだが、気持ち的には「通し練習」を(たまたま?)分割してやっている…という気分である…(^^;)。

もちろん、思うように弾けないことのフラストレーションや、技術的な苦労は絶えない…。


ところで、最初の頃とても気になっていた不協音程(二つの声部が2度でぶつかる部分)なのだが、最近は慣れてきたというか、むしろ「いい響き」に感じることが多い。

これは、前にも他の曲で感じたことであるが、本当に不思議な現象だと思う。

もしかすると、「現代音楽」の不協和音なども聴き慣れるうちに心地よく感じる部分も出てくるのかも知れない…?


ハノン第54番「3度のトリル」の 1小節目だけの練習、「対称練習法」(左手・右手とも「53 - 42」で左手「ドミ - レファ」+右手「ソミ - ファレ」を弾く練習)を続けた結果、少しは速く弾けるようになってきた。

…のだが、そろそろ「限界」も感じてきたので、他の基礎練習に移ろうかと思い始めている。次の練習課題(練習曲)を探しているところ。




音楽鑑賞はシューベルトのピアノソナタ全曲を聴くことにした。シューベルトのソナタは好きなのだけど、後期ソナタ以外ほとんど聴いたことがないので…。

未完のものも多く、「全集」と銘打ったアルバムでも全 21曲が入ったものは見当たらず、完結したソナタ 11曲だけの全集もある。そのあたりの勉強から始めた。




…で、ピアノソナタ第1番 D 157 を聴いたのだが、意外に有名ピアニストの録音が沢山あって、しかもなかなかいい演奏が多くて嬉しい驚きだった。

18歳の作品だが(のちの)シューベルトらしさも随所に感じられて、何度も聴いているうちにだんだん好きになってきた。これはちょっと予想外…(^^)♪


この先も楽しめそうだ ♪



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