それでもやっとこの曲の面白さが分かってきて、「四苦八苦」状態ではあるが、苦しい訳ではなく結構楽しい ♪ で、さらに楽しくするために?…テンポを少し上げることにした。
これまでは本来のテンポよりかなり遅いテンポで練習してきた。部分練習であるし、そのテンポでしか弾けない…ということもあり…(^^;)。
で、少しずつ暗譜も進みつつ、曲の雰囲気をもう少し出したいという欲?も出てきて、あと一段階ギアを上げようか?…と思った次第。
テンポを上げると、たぶん指使いも微調整をすることになるだろうし、そうだとすると、指使いの変更は早い方がいいだろう…とも思った。
この曲の速度指定は "Andante maestoso" となっていて、これに関してモーツァルトは姉ナンネルへの手紙の中で次のように書いている。
「あまり速く弾いてもらいたくないので、わざとアンダンテ・マエストーソと書いておきました。 フーガはゆっくり弾かないと、入って来る主題がはっきりと聴きとれないし、したがって何の効果もありません」
ただ、お手本にしているキット・アームストロングの演奏(↓)を聴くと、それなりに速いテンポで盛り上げている。それが気に入っていることもあり、もう少しテンポを上げて弾けるといいな ♪…と思っている。
まぁ、私のできる範囲で一番速く弾いても、モーツァルトがイメージしていたテンポよりも遅くしか弾けないかも知れないが…(^^;)。とりあえずは、部分練習の第2段階としては少しテンポアップをしてみようかと…。
ハノン第54番「3度のトリル」の 1小節目だけの練習、「対称練習法」(左手・右手とも「53 - 42」で左手「ドミ - レファ」+右手「ソミ - ファレ」を弾く練習)はそれなりに効果が出てきたような気がしている。
比較的動く、左手・右手とも「13 - 24」の練習も追加している。せめて、この組合せが「トリル」と言えるほど速く弾けるようになるといいのだが…。
楽しみながら進めてきたモーツァルトのピアノ協奏曲(音楽鑑賞)は、ついに第27番。最後の曲でピリスさんの素晴らしい演奏に出会えたことはとても良かった…(^^)♪
次はモーツァルトのピアノソナタかな?…と思っていたのだが、今ちょっと迷っている。さすがに聴き飽きたかもしれず…(^^;)…、久しぶりにシューベルトなんかもいいかな?…などと思案中である。
リーズ国際ピアノコンクールは終わってしまった。
牛田智大くんに対する評価(「聴衆賞」は貰ったが…)が納得できないのと、「男女格差の是正」が審査ルールでは女性ピアニストに対しても失礼な「女性優先」「男女比同率厳守?」となっているのを知って愕然として、後味の悪いコンクールになってしまった。
ただ、1位になったカナダの Jaeden Izik Dzurko(イェーデン・イジク゠ドズルコ、1999 - )くんは、モントリオールでも優勝していて、まだ荒削りな感じはするがそれなりに期待できるピアニストだとは思う。
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