来年は第17回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールが開催されるが、ヴァン・クライバーン財団は新しく音楽事務所 "The Cliburn Agency" を立ち上げたようだ。
✏️Biz News: Cliburn Starts Agency(Slipped Disc)
公式サイトのニュース記事は下記。
✏️Launching The Cliburn Agency(Cliburn Agency)
スタート時点で "roster"(登録アーティスト名簿)に名を連ねているのは下記の 6名/組。ピアニストが多いのは当然として、ハーピストが 1名いる。
Anderson & Roe Piano Duo
Greg Anderson, piano
Peter Dugan, piano
Fei-Fei, piano
Bridget Kibbey, harp
Clayton Stephenson, piano
この名前と写真を見てまず思ったのは、知っているピアニストが一人もいない…(^^;)…こと。クライバーン・コンクールの入賞者が一人くらいいるかと思ったのだが…。
Clayton Stephenson の顔は何となく見覚えがある。プロフィールを見ると、2022年のクライバーン・コンクールで黒人として初のファイナリストになった…と書いてある。
あと、Fei-Fei も 2013年のファイナリストのようだ。
それから、2025年のクライバーン・コンクールの入賞者(金/銀/銅メダリスト)には、これまでと同じように 3年間のマネジメントが提供されると書いてある。
はっきりと "The Cliburn Agency" がやるとは書いていないが、たぶんそうなるのだろう。
"As has been true for decades, the three medalists will receive three years of career management and concert bookings, in a personalized prize package designed to best support healthy career launches for the emerging artists. This is an award from the Cliburn, distinct from the Cliburn Agency roster."
そういえば、来年 2025年はピアノコンクールの当たり年(↓)♪
- 5/5〜5/31(ブリュッセル)
エリザベート王妃国際音楽コンクール/ ピアノ - 5/21〜6/7(フォートワース)
ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール - 8/28〜9/5(ヴヴェイ)
クララ・ハスキル国際ピアノコンクール - 10/2〜10/23(ワルシャワ)
ショパン国際ピアノコンクール
とはいえ…。
このところ、国際ピアノコンクールでお気に入りのピアニストを見つけることが少なくなり、今年のリーズのような「?」のつくコンクール(↓)もチラホラあり、ネットでピアノコンクールを観戦することを楽しみにしている私としてはちょっと残念な気持ちも…(^^;)。
まぁ、それでも新鮮でワクワクするような演奏を聴かせてくれる若手ピアニストが集まるのが国際ピアノコンクールなのだろうから、来年も期待しようと思う ♪
とくに、藤田真央くん(その前には河村尚子さんも…)に続いて中川優芽花さんも優勝したクララ・ハスキル国際ピアノコンクールにはちょっと期待したい。
素晴らしい日本人ピアニストを発掘するコンクール?になるといい…(^^)♪
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