前奏曲または幻想曲とフーガで構成される、印象的で大規模なヴィルトゥオーソ的作品である。作曲されたのは、ヴァイマル時代の終わり頃(1714〜17年)が中心と考えられる。
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チェンバロはオランダ・バッハ協会の音源。演奏は Francesco Corti、使用楽器は "Bruce Kennedy, 1989 after Michael Mietke"。
♪ Bach - Fantasia and fugue in A minor BWV 904 - Corti | Netherlands Bach Society
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『バッハの鍵盤音楽』の第9章「ヴィルトゥオーソ・フーガ」に含まれる作品は下記。
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出典:
📘『バッハの鍵盤音楽』(小学館、2001年、デイヴィッド・シューレンバーグ 著)
✏️バッハ :幻想曲とフーガ イ短調 BWV 904(PTNAピアノ曲事典)
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まずは、BWV904「幻想曲とフーガ」イ短調。
この曲の Fantasia 部分については 2018年末に少し練習したことがある。オラフソンの演奏を聴いて候補曲にしていたものだ。
フーガ(↓)は第1主題、第2主題、第1+第2主題という 3部構成になっている。
5年ほど前に練習したときに、お手本探しで聴いて一番気に入ったのがブレンデルだった。今回も同じピアニストたち+何人かの演奏を聴いてみたが、やはりブレンデルがいい ♪
そしてソコロフも ♪
この曲を知るきっかけになったオラフソンもいいのだが、今回聴き直すと少し物足りなさを感じた。私の感性が変化したのか、たまたまなのか…よく分からない…(^^;)?
『バッハの鍵盤音楽』の第9章「ヴィルトゥオーソ・フーガ」に含まれる作品は下記。
- BWV904 幻想曲とフーガ イ短調
- BWV944 フーガ イ短調
- BWV894 前奏曲とフーガ イ短調
- BWV903 半音階的幻想曲とフーガ ニ短調
- BWV906 幻想曲とフーガ ハ短調
📘『バッハの鍵盤音楽』(小学館、2001年、デイヴィッド・シューレンバーグ 著)
✏️バッハ :幻想曲とフーガ イ短調 BWV 904(PTNAピアノ曲事典)
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