2024年3月24日日曜日

Bach.KB.BWV904:幻想曲とフーガ イ短調、やはりブレンデルがいい ♪

「J.S.バッハの全鍵盤作品を聴く」プロジェクト、今日からは『バッハの鍵盤音楽』の第9章「ヴィルトゥオーソ・フーガ」の 5作品を取り上げる。

前奏曲または幻想曲とフーガで構成される、印象的で大規模なヴィルトゥオーソ的作品である。作曲されたのは、ヴァイマル時代の終わり頃(1714〜17年)が中心と考えられる。

まずは、BWV904「幻想曲とフーガ」イ短調。




この曲の Fantasia 部分については 2018年末に少し練習したことがある。オラフソンの演奏を聴いて候補曲にしていたものだ。



フーガ(↓)は第1主題、第2主題、第1+第2主題という 3部構成になっている。




5年ほど前に練習したときに、お手本探しで聴いて一番気に入ったのがブレンデルだった。今回も同じピアニストたち+何人かの演奏を聴いてみたが、やはりブレンデルがいい ♪


そしてソコロフも ♪

この曲を知るきっかけになったオラフソンもいいのだが、今回聴き直すと少し物足りなさを感じた。私の感性が変化したのか、たまたまなのか…よく分からない…(^^;)?




チェンバロはオランダ・バッハ協会の音源。演奏は Francesco Corti、使用楽器は "Bruce Kennedy, 1989 after Michael Mietke"。

♪ Bach - Fantasia and fugue in A minor BWV 904 - Corti | Netherlands Bach Society


『バッハの鍵盤音楽』の第9章「ヴィルトゥオーソ・フーガ」に含まれる作品は下記。

  1. BWV904 幻想曲とフーガ イ短調
  2. BWV944 フーガ イ短調
  3. BWV894 前奏曲とフーガ イ短調
  4. BWV903 半音階的幻想曲とフーガ ニ短調
  5. BWV906 幻想曲とフーガ ハ短調


出典:

📘『バッハの鍵盤音楽』(小学館、2001年、デイヴィッド・シューレンバーグ 著)

✏️バッハ :幻想曲とフーガ イ短調 BWV 904(PTNAピアノ曲事典)



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