《鍵盤音楽史:現代》 21人目の作曲家は、武満 徹(日, 1930-1996)。日本を代表する、世界に名の知られた現代作曲家の一人。
ずいぶん前(2014〜2016年)に一度調べたり聴いたりしたことがあるので、今回は軽く聴いてみた。…が、相変わらず微妙な感じである…(^^;)。
個人的には学生時代に「ノヴェンバー・ステップス」や「弦楽のためのレクイエム」を聴いていたが、ピアノ曲に関する印象はあまりない。
ピアノの練習を始めてからは 2014年に『武満徹―その音楽地図』という本を読んでいる。
なぜか、その 2年後にピアノ曲を聴いている。
ピアノ関連の作品リストは下記の通り。
- ロマンス:1948-1949(没後発見)
- 2つのレント:1950 → 1989年に『リタニ』として改作
- サーカスにて:1952
- 遮られない休息1:1952
- 遮られない休息2:1959
- 遮られない休息3:1959
- ピアノ・ディスタンス:1961
- ピアニストのためのコロナ:1962(図形楽譜)
- 弧(アーク):1963-76〔pf,Orch〕
- アステリズム:1968〔pf,Orch〕
- ピアニストのためのクロッシング:1970(図形楽譜:行方不明)
- フォー・アウェイ:1973
- こどものためのピアノ小品:1978
- 微風
- 雲
- 閉じた眼 -瀧口修造の追憶に-:1979
- 雨の樹 素描:1982
- リヴァラン:1984〔pf,Orch〕
- 閉じた眼 II:1988
- リタニ -マイケル・ヴァイナーの追憶に-:1989
- 雨の樹 素描 II -オリヴィエ・メシアンの追憶に-:1992
今回、YouTube で "Complete Works" という音源を聴いた。弾いているのは、Lukas Huisman というベルギーのピアニスト。
最初の "Rain Tree Sketch II"(雨の樹 素描 II)で、ちょっといい感じだなぁ…と思って聴いていると、数曲聴いただけで飽きてくる…というのが正直な感想。
これは、以前聴いたときの印象とあまり変わっていない。
上の音源の元となった CD は下記。
主な参考記事は下記。
✏️武満徹(Wikipedia)
✏️武満徹の作品一覧(Wikipedia)
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