2022年7月21日木曜日

🎹武満 徹 1930-1996 独特のピアノの響きは魅力的なのだが…

《鍵盤音楽史:現代》 21人目の作曲家は、武満 徹(日, 1930-1996)。日本を代表する、世界に名の知られた現代作曲家の一人。

ずいぶん前(2014〜2016年)に一度調べたり聴いたりしたことがあるので、今回は軽く聴いてみた。…が、相変わらず微妙な感じである…(^^;)。




個人的には学生時代に「ノヴェンバー・ステップス」や「弦楽のためのレクイエム」を聴いていたが、ピアノ曲に関する印象はあまりない。

ピアノの練習を始めてからは 2014年に『武満徹―その音楽地図』という本を読んでいる。


なぜか、その 2年後にピアノ曲を聴いている。



ピアノ関連の作品リストは下記の通り。

  1. ロマンス:1948-1949(没後発見)
  2. 2つのレント:1950 → 1989年に『リタニ』として改作
  3. サーカスにて:1952
  4. 遮られない休息1:1952
  5. 遮られない休息2:1959
  6. 遮られない休息3:1959
  7. ピアノ・ディスタンス:1961
  8. ピアニストのためのコロナ:1962(図形楽譜)
  9. 弧(アーク):1963-76〔pf,Orch〕
  10. アステリズム:1968〔pf,Orch〕
  11. ピアニストのためのクロッシング:1970(図形楽譜:行方不明)
  12. フォー・アウェイ:1973
  13. こどものためのピアノ小品:1978
    1. 微風
  14. 閉じた眼 -瀧口修造の追憶に-:1979
  15. 雨の樹 素描:1982
  16. リヴァラン:1984〔pf,Orch〕
  17. 閉じた眼 II:1988
  18. リタニ -マイケル・ヴァイナーの追憶に-:1989
  19. 雨の樹 素描 II -オリヴィエ・メシアンの追憶に-:1992


今回、YouTube で "Complete Works" という音源を聴いた。弾いているのは、Lukas Huisman というベルギーのピアニスト。



最初の "Rain Tree Sketch II"(雨の樹 素描 II)で、ちょっといい感じだなぁ…と思って聴いていると、数曲聴いただけで飽きてくる…というのが正直な感想。

これは、以前聴いたときの印象とあまり変わっていない。

上の音源の元となった CD は下記。





主な参考記事は下記。

✏️武満徹(Wikipedia)

✏️武満徹の作品一覧(Wikipedia)



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