2022年3月31日木曜日

クライバーン国際ピアノコンクール本選出場者30人発表 ♪

今年 6月米国フォートワースで行われるヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールの本選出場者 30名が発表された。72人の候補者から生のオーディションで選ばれた。

日本人の二人(亀井聖矢くん、吉見友貴くん)は無事に通過した。



2022年3月30日水曜日

🎹L-N. クレランボー 1676-1749 洗練されたフランス古典オルガン音楽

《鍵盤音楽史:バッハ以前》の作曲家 21人目は、ルイ=ニコラ・クレランボー(Louis-Nicolas Clérambault, 1676-1749)。

フランス盛期バロック音楽の作曲家・オルガニスト。フランス古典オルガン音楽を極め、またフランス語カンタータの作曲家として名を残している。



2022年3月29日火曜日

ピアノの練習:次の曲は J.S.バッハ平均律第2巻第6番のフーガ ♪

昨日の記事に書いたように、次の曲は、対位法のフーガの勉強をしながらバッハのフーガ(平均律)を練習することにした。

《ピアノの練習:次の選曲、対位法の勉強を兼ねてフーガを検討中 ♪》

昨日、絞り込んだ 3曲の試し弾きをして、第2巻の第6番 BWV875 ニ短調のフーガ(↓)に決めた。ちょっと難しいが、テンポを落とせば何とかなるのでは…と甘い考えで…(^^;)。



2022年3月28日月曜日

ピアノの練習:次の選曲、対位法の勉強を兼ねてフーガを検討中 ♪

いま練習中の平均律第1巻第23番のプレリュードはもう少しで終わりそうなので、そろそろ次の練習曲を探さなくてはならない。

それと「対位法」の勉強としては、ネットの20回講座を読み終わったのだが、フーガのところが物足りなかったので、フーガの教材を探してもう少し勉強するつもり。

ということは、その実サンプル?として、練習曲の方もバッハのフーガをやるといいのでは?…と考えているところ…(^^)♪



2022年3月27日日曜日

🎹N. グリニー 1672-1703 夭折の天才、バッハが写譜したオルガン曲集

《鍵盤音楽史:バッハ以前》の作曲家 20人目は、ニコラ・ド・グリニー (Nicolas de Grigny, 1672-1703)。

ニコラ・ド・グリニーはフランス・バロック音楽の作曲家、オルガニスト。天才的なオルガンの巨匠として活躍を期待されていたが、唯一の『オルガン曲集 第1巻』だけを残して、わずか31歳でこの世を去った。

フランス・バロック時代のオルガン音楽を代表する作曲家として高く評価されている。


ランスのノートルダム大聖堂

2022年3月26日土曜日

▼週報:平均律プレリュードあと一息 ♪ 対位法の20回講義は読了 ♪

2022年第12週(3/19-3/25)の週報。

先週から歯医者通いが始まって、治療中の歯がときどき痛む…😥 ピアノの練習に支障があるほどではないが、たぶん集中力はそれなりに低下しているだろう…(^^;)。

スケールの練習は変ロ長調とト短調。相変わらずリズム変奏で苦戦中。バッハの平均律、第1巻第23番のロ長調のプレリュード(↓)は暗譜して通し練習中。

鍵盤音楽史は 1人。対位法は最終回まで読了…(^^)♪



2022年3月25日金曜日

メモ:「おすすめの現代音楽」(ピアノ編)♪

現代音楽、とくに現代ピアノ曲となると参考になる情報があまりないのだが、これから《鍵盤音楽史:現代》を探索しようとしている私にとって、とても参考になりそうな記事(↓)を見つけたので、メモしておきたい。


2022年3月24日木曜日

ピアノの練習:選曲「現代曲」?…困っているかも…(^^;)

この 2〜3日《鍵盤音楽史:現代》のことを考えていて、ふと困ったことに気がついてしまった。今年は練習する曲を「自由」ということにしてある…。

その一つとして「鍵盤音楽史に登場するピアノ曲」というのも候補に考えていたのだが、「現代曲」ということになると楽譜がない(または高価…)。

それに、そもそも弾けそうな曲がほとんどないかも…(^^;)。

ぺんぺん草(ナズナ、Shepherd’s purse)

2022年3月23日水曜日

鍵盤音楽史「現代」編は個別の作曲家の「いいピアノ音楽」探し ♪

鍵盤(ピアノ)音楽史の勉強の前半、《鍵盤音楽史:バッハ以前》があと 3人で終わりになるので、そろそろ後半の「現代」のアプローチ方法を考えなくてはならない。

前回、ドビュッシー以降を生まれた年順に並べたら 76人も出てきて途方に暮れていた(↓)ので、昨日少し見直してみた。




2022年3月22日火曜日

鍵盤音楽史:現代

20世紀以降に生まれた作曲家の鍵盤音楽(主にピアノ作品)を聴いて、調べたことを記事にしている。ここにその結果をまとめた。(リンク集)

開始時点で 51人の作曲家(コープランド〜マントヴァーニ)を挙げているが、今後追加する可能性もある。全体の作曲家マップ(生年順)は文末参照。

なお、16世紀〜現代の鍵盤音楽作曲家一覧表はこちら→《鍵盤音楽史》



2022年3月21日月曜日

🎹F. クープラン 1668-1733 ピアノで聴くクラヴサン曲はいい ♪

《鍵盤音楽史:バッハ以前》の作曲家 19人目は、フランソワ・クープラン(François Couperin, 1668-1733)。

フランス・バロック中期から後期を代表する音楽家の一人。ヴェルサイユの音楽家としてルイ14世、ルイ15世に仕えた。オルガン曲や室内合奏曲、小規模な宗教曲も残しているが、代表作は 230曲を超えるクラヴサン曲と言っていいだろう。



2022年3月19日土曜日

▼週報:平均律は順調♪? スケールのリズム変奏は苦戦、音楽史 2人

2022年第11週(3/12-3/18)の週報。

木曜日に久しぶりに歯医者に行ったら、虫歯が 4本もあると言われてちょっと落ち込んでいる…😥 ピアノを弾いている間は忘れているが…(^^;)。

スケールの練習は変ロ長調とト短調。リズム変奏がうまくいかない。バッハの平均律、第1巻第23番のロ長調のプレリュード(↓)はあと少しで暗譜できそう。

鍵盤音楽史は 2人。対位法は 1回分しか進めなかった…。



2022年3月18日金曜日

🎹N.ブルーンス 1665-1697 31歳で夭折した北ドイツオルガン楽派を代表する作曲家

《鍵盤音楽史:バッハ以前》の作曲家 18人目は、ニコラウス・ブルーンス(Nicolaus Bruhns,  1665-1697)。J.S.バッハのちょうど20歳年上。

北ドイツ・オルガン楽派の巨匠ブクステフーデに師事、師匠から最も優れた弟子と評価されながらも、31歳(32歳?)の若さで夭折。しかし、残された 5曲のオルガン曲は北ドイツ・オルガン楽派を代表する作品とされている。



2022年3月17日木曜日

記事引っ越し:久しぶりに聴くフランスのピアノ曲いい感じ ♪

昨夜は、寝入りばなのけっこう大きな地震で目が冴えて眠れなくなってしまった。疫病(コロナ禍)と戦争(ウクライナ)の上に、今度は大地震か!?…と…😨

昨日は、古いブログ記事の引っ越しをやっていて、プーランクとかアーンとかセヴラックを聴いていい気持ちで寝付いたのに…(^^;)。


朝の散歩道の桜(3月15日)

2022年3月14日月曜日

🎹G.ベーム 1661-1733 Anna Magdalena Bach 音楽帳のメヌエットの作者?

《鍵盤音楽史:バッハ以前》の作曲家 17人目は、ゲオルク・ベーム(Georg Böhm, 1661-1733)。

ドイツ・バロック時代、テューリンゲン地方の有名な教会オルガニスト・作曲家。アンナ・マクダレーナ・バッハの音楽帳(1725年版)にある「ベーム氏のメヌエット ト長調」の作曲者と言われている。



2022年3月13日日曜日

WFMICの声明:ロシア出身の若い音楽家たちを排除しないで(彼らは政府代表ではない…)

WFIMC(国際音楽コンクール世界連盟: The World Federation of International Music Competitions)から下記のような声明が出されていた。

✏️WFMIC 3月5日の声明(Facebook)

国際コンクールからロシアやベラルーシの若い音楽家たちを差別・排除しないでほしい。彼らはロシア政府やそのイデオロギーを代表する者ではないのだから…という内容。

プーチンやロシア政府と、ロシア国民やロシア出身の音楽家などを同一視してはならない…という当然のことではあるのだが…。



2022年3月12日土曜日

▼週報:バッハの平均律楽しい ♪ スケールは B♭苦戦、音楽史 2人

2022年第10週(3/5-3/11)の週報。

一昨日、やっと 3回目のコロナワクチン接種を受けた。昨日・今日と、注射したあたりの腕が痛い以外にはとくに副反応はないので、たぶんこのまま無事に終わると思う ♪

スケールの練習は変ロ長調とト短調でやや苦戦中。練習曲はバッハの平均律、第1巻第23番のロ長調のプレリュード(↓)を始めた。

鍵盤音楽史は 2人。対位法は前回の「進捗なし」を挽回すべく頑張ったが 3回分のみ…。



2022年3月11日金曜日

🎹J.クーナウ 1660-1722 トーマスカントル、バッハの前任者

《鍵盤音楽史:バッハ以前》の作曲家 16人目は、ヨハン・クーナウ(Johann Kuhnau, 1660-1722)。

ドイツバロック音楽の作曲家、オルガニスト、チェンバロ奏者。聖トーマス教会のカントルとしては、J.S.バッハの前任者にあたる。



2022年3月10日木曜日

シルヴェストロフ(🇺🇦ウクライナの作曲家)の美しいピアノ曲 ♪

Slipped Disc の記事(3月9日 ↓)によると、世界的に著名なウクライナの作曲家であるヴァレンティン・シルヴェストロフ氏(Valentin Silvestrov、1937-)が、戦火の迫るキエフからポーランドへ無事脱出したとのこと。


初めて聞く名前だったので、いくつかのピアノ曲を聴いてみたが、これがとても美しくて素晴らしかった ♪ 知った機会が戦争というのが悲しいけれど…😞



2022年3月9日水曜日

日本の現役ピアニストが取り上げている現代ピアノ曲 ♪

たまたま読んだ記事(↓)で知ったのだが、東京オペラシティでは「B→C(ビートゥーシー)」という企画があって、バッハと現代音楽作品を組合せたプログラムによる定期演奏会を行っているそうだ。ほぼ毎月、しかも 1998年から続いているらしい…すごい…😲!

✏️瀬川裕美子、気鋭の知正派ピアニストがバッハとコンテンポラリーを編む企画〈B→C〉を前に意気込みを語る(Mikiki)



2022年3月8日火曜日

選曲:バッハの平均律 BWV868 のプレリュードをやることにした

前回の週報にも書いたが、ジョン・ブルの「ファンタジア」のあと、何となくバッハが弾きたくなり、最初はフーガでもと思って平均律の楽譜を見ていたのだが、結局 BWV868 のプレリュード(↓)をやることにした。



2022年3月7日月曜日

🎹V.リューベック 1654-1740 若きバッハが影響を受けた作曲家の一人

《鍵盤音楽史:バッハ以前》の作曲家 15人目は、ヴィンツェント・リューベック(Vincent Lübeck, 1654-1740)。

ドイツ盛期バロック音楽の作曲家・オルガニスト。86歳と当時としては長寿だった割には現存する作品は少ない。



2022年3月6日日曜日

随想:ウクライナと国際ピアノコンクールなど

ウクライナでのロシア軍の暴挙は目に余るものとなっている。世界的な大惨事を起こしかねない原発攻撃を行い、一般市民の住む住居や学校、病院まで爆破しているようだ。

一刻も早く、この戦火が収まることを祈る。

そんな状況の中で、ヴァン・クライバーンとブゾーニの国際ピアノコンクールが相次いでロシア人ピアニストの参加を認める声明を出した。



2022年3月5日土曜日

▼週報:スケールは B♭/Gm を開始、次の選曲は未定、音楽史は 2人

2022年第9週(2/26-3/4)の週報。

またしても、あっという間に過ぎた 1週間、ニュースを見るたびに早くウクライナの戦争が終わってほしいと願った 1週間…。

3月に入って、スケールの練習は変ロ長調とト短調を始めた。J.ブルの「ファンタジア」は終わりにしたので、次の曲を探しているがなかなか見つからない。

鍵盤音楽史は 2人進んだが、「対位法」は初めての「進捗なし」…(^^;)。



2022年3月4日金曜日

🎹J.パッヘルベル 1653-1706 カノンだけじゃない…?

《鍵盤音楽史:バッハ以前》の作曲家 14人目は、ヨハン・パッヘルベル(Johann Pachelbel, 1653-1706)。

ブクステフーデ(1637-1707)と並び、J.S.バッハ以前のドイツを代表するバロック中期の重要な作曲家の一人。南ドイツ・オルガン楽派の最盛期を支えたオルガン奏者で、コラール前奏曲やフーガの発展に大きく貢献した。

「パッヘルベルのカノン」で有名だが、それ以外の曲が思い当たらない…(^^;)。



2022年3月3日木曜日

値上げラッシュはピアノにも…

今年になってからガソリンや食品などの値上げが続いているが、とうとうピアノまで値上げが発表された(↓)。

✏️グランドピアノ及びアップライトピアノ価格改定(河合楽器リリース 3/1)

"Shigeru KAWAI" と電子ピアノの価格は据え置かれるようだが…。



2022年3月2日水曜日

プーチンのウクライナ侵略でチャイコフスキーコンクールはどうなるのか?

プーチンのウクライナ侵略以来、音楽関係のニュースもとても暗くて重い。本当にとんでもないことを始めてくれたものだ。21世紀の現代では考えられない蛮行だ。

今すぐにでも停戦し、軍の撤退を始めて欲しいと願う…。

この流れでいくと来年 2023年のチャイコフスキーコンクールはどうなるのだろう…?



2022年3月1日火曜日

🎹D.ブクステフーデ 1637-1707 若きバッハが400kmを歩いて会いに行った巨匠

《鍵盤音楽史:バッハ以前》の作曲家 13人目は、ディートリヒ・ブクステフーデ(Dieterich Buxtehude, 1637-1707)。

北ドイツ・オルガン楽派の最大の巨匠であり、バッハ以前のドイツを代表する音楽家の一人。若きバッハは晩年のブクステフーデに会いに行っており、大きな影響を受けた。