2021年5月8日土曜日

エリザベート王妃コンクール:1st Round 4・5日目

エリザベート王妃国際音楽コンクールの第1ラウンドのアーカイブ音源を少しずつ聴いている。素晴らしいピアニストとの遭遇を楽しみに…♪

今日聴いたのは、4日目(5月6日)の2組目(現地時間 20:00〜)と5日目(5月7日)の最初の組(16:00〜)の 8人。下記予定表の赤枠の部分。



昨日の 2組目の 4人はたぶん今日の夜には聴けると思うが、まぁ、急ぐ理由はないので、明日ゆっくり聴いてみようと思う。

20時からのセッションは、どうやら翌日の午前中に録画の編集とアップ作業(ネットへの)をやっているものと思われる。時差が 7時間あるので、現地時間の正午にアップされたとすると、日本では夜の 7時になる訳だ…。

ライブとアーカイブは下記から聴ける。



で、ちょっと期待していた韓国のイ・ヒョク(Hyuk Lee)くんであるが、個人的にはかなりガッカリ感があった。2018年浜松国際ピアノコンクールで3位入賞したときの方がもっと良かったのでは?と思った。まぁ、記憶というのはあまりアテにはならないが…。

最初のハイドンのソナタ(Hob. XVI:34)、聴いた途端に「あれっ?」というのが正直な感想。何だかロボットが弾いているような感じで、音楽がほとんど感じられない。

2曲目の「火の鳥」(G. アゴスティ)は得意なはずなので少し期待したのだが、音が鳴っているというよりうるさい印象が勝(まさ)っていて、最後まで聴く方としても乗れない。

プロコフィエフとリストも少しだけ聴いたが感想は変わらず…残念…😥。


今回、ちょっといいかも…と思ったのは一人だけ。韓国の Kyoungsun Park(1992〜)というピアニスト。弾いた曲は下記。

  • OLIVIER MESSIAEN Etude de rythme n. 1 "Ile de feu I"
  • JOSEPH HAYDN Allegro con brio (Sonata in G major Hob. XVI:27) 
  • CARL CZERNY Variations on a Theme by Rode op. 33

メシアンの曲はよく分からなかったが、ハイドンのソナタはなかなか良かった。ただ、ツェルニーの曲はきれいに弾いているのだが、何だか物足りない印象。

もう少し、良さをアピールできる曲があったのでは…と勝手に思ってしまった…(^^;)。


第1ラウンドはあと 12人。明日は夜まで待って全員聴いてみるかな。



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