シューベルトの即興曲 op.90-1、練習し始めてから 1ヶ月半。何となく想定していた練習期間の終わりの日、5月末を迎えてしまった。
始めた頃にイメージしていた到達点(自分の実力だとこの位までは仕上がりそう…)には届いていないのだが、このところ「暗譜」が進んでいる以外の進歩があまり感じられない…(^^;)。
…ので、今日で一応「終了」ということに決めた。このところ「修了」した曲がないのがちょっと気になるが…。
あまりうまく行かなかった原因などを大雑把に振り返ってみると…。
まず、やはり曲が長すぎたのだと思う。プロの演奏でも 8〜10分ほどかかる(私だとその倍?)曲を、1日 1時間の練習で 1ヶ月半で仕上げるのは無理があったようだ。
それから、この曲は楽譜で見る印象よりも難しいのだと、今更ながら思っている。音を並べるのはそれほど難しくない箇所でも、実際に弾いてみると、どう弾けばいいのか分からない箇所がけっこう沢山ある。
その分からない原因の一つが、結局「長さ」とシューベルト独特の音楽の作り方(流れ)なのではないか…と思っているのだが…?
それと、途中から「暗譜最優先」の練習に切り替えたのだが、今思うとこれがどうだったのか?…という問題もありそうだ。
結果論になってしまうが、楽譜を見ながらでも、もう少しちゃんと弾けることに注力した方が良かったような気もしている。
ただ、暗譜しないと弾けない箇所もあり、このあたりは今後の課題かも…。
歳のせいとは思いたくないものの、ピアノを始めた 8年ちょっと前と比べると、明らかに暗譜が難しくなっているような気はする…(^^;)。
なので、これからは「暗譜」は諦めて、楽譜を見て弾くようにすることもあり…なのかも知れない。
まぁ、それでも、シューベルトのこの好きな曲を 1ヶ月半練習できて、少なくとも雰囲気はつかめて、部分的には気持ちよく弾けるところもあったので、全体的には満足である ♪
改めて、シューベルトはいいなぁ…(^^)♪…と、練習そのものには苦労しながらも、ずっと思えた 1ヶ月半でした ♪
で、明日から何弾くの?…となる訳だが、エリザベート王妃コンクールを聴くのにも忙しくて?…実は何も考えていない…(^^;)。
コンクールで務川慧悟くんが弾いていた、ラモーの「ガヴォットと6つのドゥーブル」がきれいな曲でちょっと弾いてみたい気はするのだが、果たして私が弾けるレベルなのかどうか?…まったく分からない。後半の変奏曲は難しそうに聴こえたけれど…?
まぁ、これから 2〜3日かけてゆっくり考えることにしよう…(^^)♪
【関連記事】
0 件のコメント:
コメントを投稿